広島の遠藤淳志が、巨人戦の2―2で迎えた7回に3番手として登板しました。2安打を許しながらも得点は与えず、直後に秋山翔吾の犠飛で勝ち越したため今季4勝目。8月は9試合連続無失点で、月間3勝目となりました。
遠藤は登板時に「ゼロで抑える」ことへ意識を絞り、結果につなげています。転機として挙げたのが初出場したオールスターです。そこで阪神・高橋遥人からチェンジアップの握りを教わり、球の感覚と自信が上向いたと説明しています。球種の改善だけでなく、球宴を通じて気持ちを切り替えられた点も大きそうです。
同点の終盤を任せられる投手が増えることは、継投の選択肢を広げます。走者を背負っても崩れず、勝ち越しにつながる1イニングを作れたのは頼もしい材料です。他球団の投手との交流を成長に結びつけた姿勢も、今後の伸びしろを感じさせます。
この日は2安打を浴びており、内容が完全に盤石だったわけではありません。9試合無失点という結果が今後も続く保証はなく、登板間隔や相手打線によって投球内容は変わります。チェンジアップだけを好調の理由と断定するのも早計です。
雨天中止の影響で9月は過密日程が見込まれます。連投時にも制球と変化球の精度を保てるか、走者を置いた場面で安定してアウトを重ねられるかが重要です。救援陣の負担を分散する存在として、どの役割を任されるかにも注目です。
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