見事な代走ホームヘッスラの二連発で逆転してグダグダ試合に決着(笑)。(8/10竜20回戦6-5)

見事な代走ホームヘッスラの二連発で逆転してグダグダ試合に決着(笑)。(8/10竜20回戦6-5)

ナゴドというかバンテリンドームの鯉戦としはかなり珍しくハイスコアで点の取り合いの試合になりましたので夏休みということで球場に足を運んだお子さん連れの家族にはなかなか盛り上がって楽しい試合になったのではないでしょうかね。息詰まるスコアレスの投手戦がお好きな玄人筋の方はごく一部で、やっぱりプロ野球は点が入らないと盛り上がりませんからね。これくらいランナーがグラウンドを駆け回る試合であれば見ていて飽きなかったと思いますわ。 他方で、冷静に申し上げると(苦笑)、鯉も竜も双方が拙守と拙攻をこれでもかと重ねまくりで、草野球みたいなプレーのオンパレードで途中までグダグダの極致みたいな試合でもございまして(苦笑)。1死2.3塁でサードゴロ打つ奨成さん(ま、彼は先頭打者ホームラン打ってくれたんで許しましょう、笑)や、モンテロがヒットで出塁するたびに初球打ってサードゴロで潰して頂いた二俣さん、1死満塁の大チャンスで同じように空振り三振する竜の上林クンや鯉の大盛クンなんかはまだそれでもカワイイ方の拙攻の方です(苦笑)。 5回裏は竜のブライト君がドン詰まりの打球ながらもレフトに運ぶ2点タイムリーを打ったのですが、それはそれとして、捕球したレフトのファビアンが間に合わないホームへとんでもない大暴投の送球でブライトが2塁へ進みます。なおも1死2塁の場面で次打者のショートゴロで今度はなんとブライトが飛び出して2.3塁間に挟まれる失態。かと思えば鯉の挟殺プレーも素人並みにボールが何度もいったりきたりで結局は打者走者が2塁まで辿り着く始末。とても見ていられないようなどっちもどっちのグダグダなプレー。 更には6回表。ツーベースのファビアンを2塁に置いて坂倉がこのところ目立つ気の抜けたようなスイング(怒)で投ゴロ。この打球でまたもや2塁ランナーのファビアンが飛び出して2.3塁間に挟まれ万事窮すかと思いきや、今度は竜の挟殺プレーが緩みまくりのグダグダ。ファビアンがしつこく粘りタッチを交わして2塁にヘッスラで戻りオールセーフになっちゃいます。2死1塁の筈が1死1.2塁に。こんな小学生みたいなプレーを見せられたらベンチで井上監督も怒り狂っていたことでしょうな(苦笑)。 まぁ昨日の初回の坂倉クンのキャッチャーフライ落球もそうですが、皆様よくご存知の通り取れた筈のアウトが取れなかった直後って必ず失点に繋がっちゃいますよね。この場面の直後に出たのが菊池先輩の同点3ランですわ。そりゃ松葉クンもマウンドで打球見つめて苦笑いしちゃいますって。ま、前述の通りこの後もモンテロがヒットで出ていわゆる「押せ押せムード」だったのに二俣クンがあっさりサードゴロで5−4−3のダブルプレーってのも、これまたどっちもどっちの世界でしたけどね(苦笑)。 鯉が同点に追いついた直後の6回裏も双方がグダグダでした。まずもってピリッとしないハーンさん、で、ショートゴロを二俣クンが好捕するも悪送球で先頭出塁したところからグダグダの開始でしたが、それでも1死1塁からチェイビスを引っ掛けせてサードゴロ。おっしゃ5−4−3の併殺でチェンジかと思いきや、なんとサードから2塁への送球が大暴投でございます(泣)。 カバーに入った菊池先輩が思い切りダイブしても届かないところへ投げてしまったサードは前川クンでしたわな。デビュー後にガンガン打ちまくって数試合でスタメンデビューまで上り詰めた売り出し中のピチピチの若鯉。まぁエラーは仕方ないと言いたいところですが、さすがに公式戦でサードをほとんど守った経験がない彼をいきなりサードでスタメンはベンチが舐めすぎでしょ。草野球じゃないんですかからね、スタメン発表直後からネットでざわついて「サードに打球が飛びませんように」みたいな感覚でした。これは明らかにベンチの責任です。さすがにアライさん、アタマおかしくなったんじゃないかと思いましたぞ(苦笑)。 で、送球エラーで1死1.3塁になってしまい、この後の石伊クンのライト前に落ちる打球で失点して4対5と再び勝ち越された鯉。まぁこの打球もライトの末包がスライディングキャッチで捕球したのかと思いきや後逸するなんともなプレーでしたが、もっと冴えないのがライトがキャッチしたと思って確かめずに一目散に1塁に戻ってしまった1塁ランナーのチェイビスさん。焦って2塁へ向かうもライトから送球されてアウトのライトゴロ。鯉としては助かりましたが、なんともな走塁でしたな、少年野球かよ(苦笑)。 更に2死1塁からエンドランでショート二俣クンが完全に逆をつかれた守備もイマイチ草野球じみてましたし、最後も代打中田翔クンが出てきてハーンの豪速球にドン詰まりまくって、ヘロヘロな打球でそれこそ蝶々でも留まりそうなヘンテコな小フライがハーンの前に上がってハーンがキャッチしたのも、まさにこのイニングのグダグダ感を象徴したような終わり方でしたな(苦笑)。 まぁこの他にも色々ありましたがキリがないのでやめときます。と言いつつもうやっぱり少し書きますと(笑)、中崎ドンは前の竜戦でも打球が足に当たり1球投げて降板しましたが、今日も7回に登板して2球目を打たれたセンターへ抜けるゴロに思わず手を出してしまい怪我をしてすぐに降板(おいおい頼むでほんま、大丈夫かいな)。 9回裏は森浦のリベンジ登板、一昨日の結果を踏まえての今日の登板ということでまさにサド気質のアライ采配が全開でしたが、いきなり先頭に粘られ四球を出したところで4番細川クンの逆転サヨナラ2ランの悪夢が見えた鯉党も多かったかと思いますが、続く3番岡林にバントさせる井上采配もなんだかなぁでしたが(1塁空いたら細川は敬遠でしょ)、そのバントを失敗してくれる岡林クンもありがとさんというか、さすがに敵ながらグダグダの極致でしたわな。で、最後は細川クンが5−4−3の併殺打で終了。ま、この打球は完璧に捉えられてましたのでもう少し角度がついていればまさにレフトスタンドに逆転サヨナラ弾と紙一重でしたけどね(苦笑)。もう正真正銘、双方が掛け値なく最初から最後までグダグダな試合でございました(泣)。 もとい。 まぁ愚痴ばっかり書いてもしょうがないので、これぞプロ野球!と血湧き肉躍る場面のことも書いておきましょうかね。もちろん8回表の逆転劇でございますな。 まぁこの試合、流れ的には初回に奨成のホームランで先制するもその後にボスラーの逆転2ラン、ブライトのドン詰まりタイムリーで1対4になった時点で一度諦めた鯉党も多かったでしょうし、更には菊池の同点3ランで追いついた直後にすぐハーンが失点して4対5になった時点で「やっぱりね」ともう一度しっかりと諦めた鯉党も多かったと思います。が、しかし。8回に見事に逆転してくれましたわな。打線はやはり間違いなく復調気味なんですよね。 先頭のファビアンがショートへの内野安打で出塁します。1塁へ見事なヘッスラですわ。まぁ怪我が危ないんで身体の大きな外人さんにはやめて欲しいヘッスラではありますが、それでもやはりその熱量にベンチのナインも鼓舞されて盛り上がりますわな。で、躊躇なく代走を送る新井さん(まぁ結果論ではありますが、たまにはアライさんも褒めてあげましょうや)。無死1塁で4番末包が橋本クンの甘いスライダー捉えてフルスイング。打球はグングン伸びてレフトフェンスを直撃ですわ。 よっしゃ!無死2.3塁じゃ!一気に行くぞ!と思いきや、なんと3塁赤松コーチの右腕がグルグル全開状態ですぞ!思わず腰を浮かす鯉党の皆さん(笑)。1塁ランナー羽月が3塁も蹴ってホーム突入じゃ!微妙なタイミングでしたがヘッスラをかました羽月の左手がホームベースを端を捉えて、判定セーフ!よっしゃ同点じゃ!燃える赤ヘル宮島さん祭り(笑)。いやぁ素晴らしいスピードとスライディングでした。リプレーで羽月のランニングを追った俯瞰の映像が出ていましたが、2.3塁間から3塁ベースを鋭角に蹴ってホームに突っ込むあっぱれな走塁技術でございました。これぞプロ野球。 更には3塁に進んだ末包にこちらも躊躇なく代走で大盛。打席の菊池先輩が根性でレフトフライを打ち上げます。が、タッチアップには少し浅めのフライ。いくぜ大盛!逆転のホームベースへ突入じゃ!赤い弾丸がホームに向けて発射されます。こちらも素晴らしいスピードでございました。ヘッスラで低く宙を飛び、キャッチャーのタッチを掻い潜りながらホームベースに手を伸ばす大盛。微妙な、というかタイミング的にはアウト判定されてもおかしくない感じでしたわな。それでも臀部へのキャッチャーの追いタッチよりも早くベースを捉えた大盛のヘッスラの指先。いやぁ相変わらず素晴らしい走塁技術でございましたな。これぞプロ野球。 代走ヘッスラの二連発!これぞプロ野球じゃ! もとい。 そんなこんなのバンテリンドームは2勝1敗の勝ち越しです。アライ采配に言いたいことは山ほどありますが、それでも必死のパッチで勝ち拘っていくしかありませんわな。佐々木泰クンもファームで復帰しているみたいですからね、どんどん上にあげてくださいな。雨は心配ですが明日から虎戦、虎の先発は大竹クンのようですので、今度こそ今度こそボコってくださいませ。頼むぜ鯉諸君よ。 *** 最後に。水谷実雄さんがご逝去されました。1975年の鯉の初優勝の時に、後楽園球場のレフトでウイニングボールをキャッチしたあの姿が思い出されます。ご冥福をお祈り致します。合掌。 ↓クリックお願いします。 にほんブログ村

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