いやぁ寒いですねぇ。鯉打線のことじゃありませんよ(苦笑)。3月上旬や中旬は「三寒四温」ですから気温が乱高下するのが常ではありますが、ここまで気温が極端に低い日が続くのは久しぶりというか近年あまり記憶がございません。広島も寒いのでしょうが、東京は強烈に寒い日が続いており本日も夜から雪になるようです(泣)。 今週のハマスタDeNA戦やZOZOマリンのロッテ戦も全く気温が上がらないいわゆる「クソ寒い中の地獄のデーゲーム」でしたな。小雨や強風にも晒されつつマジでこんな中で野球やるのかよと言いたくなるような過酷な環境。当然ながら主力組やベテラン勢や助っ人さん達はお休み。ベンチ内でも厚手の冬装備ウインブレを着込んで手袋にネックウォーマーつけて簡易ストーブで暖をとる(笑)。他方で寒いだの痛いだの言ってられない、猛烈アピールが必要な若手組がスタメンに名を連ねて頑張っておりました。 まぁこのテーマでは昔から何度か書いておりますが、やっぱり野球って寒い中でプレーしてはいけないスポーツだと思うんです(笑)。広い球場でダイナミックにボールを投げてバット振り回しているように見えますが、実に繊細な手先の動きや身体の動かし方が必要なスポーツということもあります。投手はもちろんのこと野手だって指先が悴む中で硬球を投げたり捕球したりするなんざ勘弁してくださいの世界です。投げるのは制御不能ですし、捕球するのはクソ痛い(苦笑)。 もっと言うと、野球って「静」の状態から一気に「動」の状態へ瞬時に動きを変える場面が連続するいわゆる「瞬発系のスポーツ」ですからね。サッカーバスケに代表されるような常に走っている状態で試合が行われていく持久力系のスポーツとはかなり趣が違います。じっと静止している状態から一気にスパークして走塁し、じっと静止している状態からステップを刻んでボールに飛びつき、じっと静止している状態から豪快なスイングをかけ、じっと静止している状態から150キロの豪速球を投げます。 そりゃ怪我しますって。 小生のようなオッサンだと、それこそ朝の寒い洗面所でちょいとタオル取ろうとして腰をかがめただけで ピキっ! ときちゃうんですからね(笑)。気温がひと桁台の極寒のグラウンドで瞬発系の動作を繰り返したらそりゃ怪我します。あれだけ頑丈な身体でトレーニングを積んでいるプロ野球選手でもヤっちゃうんですよね。佐々木泰クンのミートグッバイ(肉離れ)はとてもとても残念ですな。怪我続きでスペ体質じゃろとか揶揄されておりますが、いやぁ学生時代の肩の怪我も腿裏も不可抗力ですよ、腐ることなく卑下することなくじっくりメンテして、夏場に向けてまた1軍に上がって欲しいですわ。がんばれ佐々木泰。 今日の広島も日差しはありそうですが気温的には寒そうです。まぁオープン戦とはいえお客さんを球場に入れての「興業」ですから「今日は寒いので中止します」という訳にはいかないのでしょうし、それこそメジャーリーグでは気温が零度近いの雪が降る中でも試合をやってますからね、そんな甘えた軟弱なことは言ってられないのですけどね(苦笑)。 本日は芝を張り替えて(ついでにLED照明に変えて)初めてのマツダスタジアム。楽しみですな。森下クンをはじめ野手陣もそろそろ主力陣を揃えてくるのだと思いますが、寒い中ですからくれぐれも無理をさせずというか、怪我をさせないようにお願いしますわ。これはベンチ首脳陣の責任です、そして結果責任ですからね、これ以上は怪我人が出ないようきちんとマネジメントして欲しいところでございます。 以下、蛇足ながら。 昨夜の報道STATIONでも特集されてましたが、昨日の昼間にアマチュア野球で注目の練習試合があったんですよね。なんと東大野球部vs横浜高校の真剣勝負。ワクワクするマッチアップ(笑)。クソ弱いとはいえ東京六大学野球に所属して早慶明治立教法政の元甲子園球児達を相手にそこそこイイ試合をしてたまに勝利したりしている赤門野球部(笑)と、かたや高校野球ヒエラルキーのトップに燦然と君臨し続けている超強豪の横浜高校野球部。 文京区本郷にある東大球場には平日昼間だというのに大勢の観客と報道陣が詰めかけたようです。まぁ試合的には13対1と横浜高校が大勝したようですが試合内容的には東大側もそこそこ充実していた模様です。 あ、もちろん東大野球部は木製バット、かたや横浜高校は金属バットですので、大学生が高校生にボロ負けするなんて情けなさすぎ!と思われた方もその辺は差し引いて見て上げて下さいな(まぁ横浜高校が木製バットでも東大が負けていたとは思いますが、苦笑)。それくらいに今の横浜高校の面々は素晴らしいメンツが揃ってます。2枚看板の投手陣とプロ並みの身体能力を持つ野手陣達。惚れ惚れしますな。それこそ東京六大学野球のどこの大学とやっても勝てるんじゃないかという感じです(笑)。 他方でまぁ皆さんほとんど興味はないと思いますが、大敗した東大野球部も今シーズンはかなり楽しみなんですよ。エースの渡辺クンは元ロッテの渡辺俊介さんの御子息でオヤジさん譲りの美しいアンダースロー。3年生の時から明治早稲田慶応あたりを相手に互角の投球を見せており完投勝利!もあげております。野手陣も1年の時からレギュラーで今年はプロ志望届を出すであろう選手を筆頭に、六大学野球のベストナインに選ばれている面々が複数人おります。 万年最下位の弱小チームですが今シーズンは神宮に「赤門旋風」が吹き荒れるかもしれませんぞ。野球好きの方は是非とも「頭の片隅」に覚えておいて下さいませ。報道STATIONキャスターの大越さん(@新潟高校→東大野球部エース)も、もちろん我が家も、全力応援!しております(笑)。 ↓クリックお願いします。 にほんブログ村