平日のこの時期に実戦の連戦となると、記事を書くのも一苦労です。 昨日の楽天戦は大勝となりました。投手陣は初回の高たかの被弾による1点のみ。点差がついたこともあり、中盤以降は非常に落ち着いた内容でした。 一番目を引いたのは遠藤淳志でしょう。久々に「良い時の遠藤」を見ました。 好調時の彼は、いい意味で大瀬良大地のような、マウンド上での余裕を感じさせます。この投球を継続できるなら、まだまだ期待したくなります。 左の先発枠を争う高太一と玉村昇悟は、それぞれ3イニングを投げました。高は粘り強く自分の良さを出せていましたし、玉村も上々の内容。とくに玉村がよかったですね。玉村は立ち上がりの課題が第2先発という起用法で解消されるなら面白いですが、現状のチーム事情を考えれば、やはり先発としてどこまで我慢できるかを注視していきたいところです。 野手陣は収穫が多すぎて、どこから触れるべきか悩みます。 まずは二俣翔一。あわや満塁弾かという大きな当たりが印象的でした。そして中村奨成。ただの外野フライかと思った打球がフェンス際まで伸びるのを見ると、ようやく本当の意味で力がついてきたのかもしれません。新戦力の平川・辰見・西川ばかりに目が行きがちですが、二俣や中村奨成のような中堅予備軍が本物になる方が、チームとしての底上げは大きいはずです。 そして、今一番「本物感」を漂わせているのが佐々木泰です。 昨年11月の侍ジャパン招集時は正直懐疑的でしたが、今キャンプの実戦を見る限り、明らかにワンランク上のステージに上がっています。守備も安定しており、途中から代わった渡邉と比較すると、その差は歴然です。とはいえ、まだレギュラーを確立したわけではないです。走塁を含め、一つひとつのプレーを疎かにせず、泥臭くアピールし続けてほしいです。 これだけ良い選手が多いと、目立たなかった選手の方が際立って見えてしまいます。 勝田成は無安打という結果もさることながら、打席の中身がありませんでした。実戦で生きるタイプだからこそ、コンスタントに結果を出し続けてくれないと困ります。また、ここまでの内容を見ていると、渡邉悠斗が競争レースから脱落しそうな気配です。 これからオープン戦に向けてベテラン勢の状態が上がってくることを思えば、若手は一過性の活躍ではなく、インパクトを残し続けるしか生き残る道はありません。
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