9月17日の阪神戦で、広島の赤木晴哉が五回から2番手で登板し、2回1安打無失点に抑えました。9月13日の一軍登録後では初登板で、自身にとって初めての甲子園のマウンドでした。五回は2死三塁の場面を無失点で切り抜け、六回には森下翔太を直球で見逃し三振、佐藤輝明をカットボールで左飛に仕留めました。チームが大きくリードされた展開でも、追加点を許さない救援でした。
赤木は天理高時代に甲子園出場がなく、プロで初めて聖地のマウンドに立ちました。阪神ファンの大声援がある環境でも気持ちを高め、球界を代表する打者に自分の球を試せたことを収穫に挙げています。走者を背負った局面と次のイニングの両方を抑えた点も評価できます。
敗戦処理に見える登板でも、森下、佐藤輝という強打者に直球とカットボールを使い分けて結果を出したことは、今後の起用幅を広げる材料です。9連戦では投手層が重要になるため、複数回を任せられる救援候補の好投はチームにとって価値があります。
2イニングだけで一軍定着を判断することはできません。点差のある展開と接戦では打者の狙いや重圧も異なり、継続して制球と球威を示す必要があります。
次は走者を背負った接戦や連投で同じ投球ができるか、直球を軸に変化球で空振りや弱い打球を増やせるかが焦点です。
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