床田クンは苦しみながらも2ヶ月ぶりの8勝目。序盤は雨の中の投球でコントロールもバラバラ、初回いきなり四球で近本を出塁させ4回までに押し出し含む四球4つ。ピッチャー大竹にヒット打たれ、更には左腿を強襲されたタイムリーを前川に打たれ、雨粒と汗でびしょ濡れの顔面でグダグダの悲壮感が漂うピッチング。因みに虎打線はサトテルも中野もお休みさせスタメンから外すと完全に鯉を舐め切ったというか別に負けても痛くも痒くもない、そんな位置付けの試合。お盆で超満員のマツダスタジアムなのに、またもやつまらん試合を見せられるんかいなと序盤で諦めかけた鯉党が多かったかと。 それでも3回裏に打線爆発で一気に逆転すると、床田クンが投球をきっちり立て直したんですよね。直後の4回裏1死2塁で近本を迎えたかなりイヤな場面で追い込んでから外角低目に149キロストレートをズドン!クロスファイアーで見事な見逃し三振!ここが大きなポイントだったように思いましたわ。5回は1死1塁で大山を6−4−3の併殺打に仕留め、6回からは序盤とは別人のような見事なコマンドとテンポの良さであっという間に三者凡退で2イニングきっちりゼロ封じ。その間に打線の追加援護もあり、終わってみれば合計120球で7回2失点に仕上げ、ナイスピッチングでの8勝目。 まぁそもそも論なのですが「7回2失点のピッチング」をした投手はやはりこういうカタチの結果できちんと報われないといけません。森下にしろ大瀬良にしろ床田にしろ、今年の鯉は7回2失点ピッチングで負け投手になる試合があまりにも多すぎましたからね。先発投手がどこかのイニングで崩れてグダグダになり2失点したとしても、なんとか立て直して7回までイニング喰って投げ抜いてゲームーメイクしさえすれば、その間に打線が援護してくれてきっちり勝ち投手になれるチーム。それが期待できないチームであれば、そりゃ序盤に四球押し出しで2点目を失った瞬間で試合終了!ですわ。そこからなんとか粘って7回まではしっかり投げるぞ、なんて気にもならんですからね(苦笑)。 もとい。 お待たせしました!というか、どんだけ時間がかかったんじゃ!という気もしますが(笑)、漸く虎の大竹クンを打ちまくって完全にノックアウトしてマウンドから引き摺り下ろすことに成功ですな。とりあえずお花畑在住鯉党の小生としては大文字と色文字でノーテンキに、そしてクドいくらい何度も何度も書いておきましょうかね(苦笑)。 虎の大竹から9安打7得点!5回途中ノックアウト降板! なんたってこれまで鯉打線は大竹クンに対して1勝13敗の対戦成績でしたからね。しかもマツダスタジアムで9連敗(怒)。あまりにも酷すぎる数字というか、高校野球の強豪校が対戦すればもう少しマシな対戦になるんじゃないかという、およそプロ野球の球団とは思えないような戦績。そりゃ打撃コーチ陣へも非難轟々になりますわな。おまけに大竹クンが超スローボールとか変速クイックとか相手打者を舐め腐ったような投球をするもんだから(すんません、本人にはそういう気はないのでしょうが、被害妄想もあってか、どうしてもそういう風に見えてしまう)彼の顔を見るだけで無性に腹が立つ鯉党は小生だけではないでしょう(苦笑)。 この際ですから鯉打線が大竹クンから打った9安打を全部書いておきますね(笑)。1本目はモンテロが87キロの超スローボールを叩いてレフト前ヒット。2本目は1軍昇格即スタメンだった佐々木泰が139キロの外角ストレートを叩いてセンターに抜けそうなゴロヒット(記録的にはセカンド梅田がダイビングキャッチで止めて内野安打。ここの1.3塁の場面はリトル石原が空振り三振で点は入らず。 3回は1死から中村奨成がストレートをセンター前にゴロヒットで3本目。小園も初球ストレートを狙い澄ましたかのように振り抜いて低いライナーのライト前ヒットで4本目。1.2塁から末包が強烈なライナーで三遊間を抜いてレフト前タイムリーでまず1点。この5本目のヒットが大きかったですな。大竹の鯉に対する防御率は1点未満ですからね、それこそ長い長いトンネルをこじ開ける一打だったかと。そして大竹からの6本目は5番モンテロさんの豪快な逆転3ランでございます!直前にポール側に特大ファールを打った後、テレビカメラにライトスタンドにある「HOME RUN!」の看板の映像を抜かれて催促された直後のホームランでした(笑)。 それまでは、優勝マジックのカウントダウン中で大盛り上がりの虎党の皆さんがマツダスタジアムのビジター席で大騒ぎ、まるで「ここは甲子園?」くらいの大応援、他方でぐるりと人数では遥かに上回っている真っ赤な鯉党の皆様はまさにお通夜のようなスタジアムでした。が、このモンテロの逆転3ランで一気にボルテージが上がり、宮島さんの連呼とともに内外野の観客席で所構わずハイタッチの嵐。お盆のマツダスタジアム超満員はこうでなくっちゃいけませんな(笑)。 更には5回裏。先頭の奨成がフルカウントからの外角ストレートをキレイな右打ちでライト前にライナーで運んで出塁。これが大竹クンかの7本目。ファビアンの死球を挟み無死1.2塁となって打席は3番小園。今日のアライ采配はいつも鯉党からも後で文句だらけになる「好機に小園に送りバント」ではなく純粋な強硬策!そして小園は初球を叩いて真っ芯で捉えライトへの強烈なタイムリーヒット!これが8本目です。これも大きかったですな。で、トドメは末包兄貴の左中間突破の2点タイムリーツーベース!これが9本目。以上が掛け値なしのヒット9本で7得点!でございます。 ここで大竹クンは投手交代。7失点で5回もたず完璧なノックアウト降板です。いわゆる「マウンドから引き摺り下ろす」というやつでございます。これまでも早めのイニングで失点して降板することもありましたが、失策絡みで自責点ゼロだったり、完全に勝ち越される前に早めに降板させるケースが多かったので、今日のように全てが自責点で、かつイニング途中でマウンドを降りるというのは、大竹クンもなかなか今まで無かったことなのかなと。 もとい。 よっしゃ鯉打線が大竹を攻略したぜ!と言ってもいいことなのかもしれませんが、まぁ前述の通りこれまであまりにも長いこと好きなようにヤラレっぱなしだった投手ですからね、喜び爆発!というよりも、プロ野球の球団のひとつとして、漸くこの恥辱塗れの記録にストップをかけることができて「ひと安心」という感じでしょうかね。逆にいうと、前々から皆さんも思っていたことでしょうが、他球団にはいいようにヤラれている大竹クンです。いつまでたっても打てなかった球団は鯉だけ、といっても過言じゃないかも。本来、彼はこれくらいガンガン派手にボコられる大量失点することがある投手、まぁその程度の普通の投手でしょ、ということですわな。今日の試合で大竹から大量点をゲットする場面を見ながら美味い酒を酌み交わし、そんな負け惜しみのセリフを叫びながら溜飲を下げている鯉党も多かったことでしょうね、まさにワシのことですけど(苦笑)。 試合的には、鯉の方の前川クン(@敦賀気比)が満塁から2点タイムリーを打ってくれたり、9回は辻大雅クンが登板して空振り三振3つできっちりゼロ封じしてくれたりと、若鯉達の活躍も眩しい限りでしたな。辻クンは腕をガンガン振りまくって投げ込むストレートが美し過ぎて惚れちゃいそうですね(笑)。ええ顔してます。 虎さんも一見すると余裕ぶっこいているようにも見えますが(笑)、よく見ると皆さんもお疲れモードで調子も下降気配かなと思ったり。森下クンが地味に疲れている感じがしてますよね、本日も3三振。まぁ厳しい暑さが続きそうですので、鯉も頑張っていきましょうや。佐々木泰もクンもいい感じですので、今日のスタメンをベースにして捕手は坂倉で6番に入れ菊池先輩が8番というオーダー組んで当面の間は固定して使ってみても良いかなと思いますけどね。 1番奨成2番ファビ3番小園4番末包5番モンテロ6番坂倉7番佐々木泰(二俣)8番菊池(前川)9番投手 ↓クリックお願いします。 にほんブログ村
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