左肩の張りで登録を外れた床田寛樹の代役として、鈴木健矢が8月9日のDeNA戦に先発しました。今季2度目の先発で、6回75球、被安打2、1失点。4回に筒香嘉智へソロ本塁打を許したものの、ほぼその一球に抑えました。打線の援護がなく敗戦投手となり、チームは0―3で5連敗、借金18となりました。
鈴木は球速だけに頼らず、緩急、高低、内角、クイックを織り交ぜて打者のタイミングを外しました。先発向けの十分な調整期間がない中、中継ぎ時と同じランニングを続け、イニング間のキャッチボールを軽くして体力を温存。前日の延長12回で多くの救援投手が登板した事情も踏まえ、長い回を投げる役割を果たしました。
床田不在という緊急事態で6回1失点は大きな収穫です。異なる腕の角度とテンポを持つ鈴木が先発の選択肢になれば、相手打線との相性に応じた起用や、救援陣の負担軽減にもつながります。新井監督と菊地原投手コーチも投球術を高く評価しています。
好投は一試合であり、先発として登板間隔を空けながら同じ内容を続けられるかは未確認です。75球からさらに球数が増えた場合の持久力や、対戦が重なった相手の対応も課題になり得ます。次回先発は床田の回復状況次第で流動的です。
床田の状態と先発ローテーションの判断、鈴木が次回もストライク先行とタイミング操作を再現できるかが焦点です。打線が好投を勝利へ結びつけられるかも併せて注目されます。
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