巨人と広島でプレーし、2025年限りで現役を引退した長野久義氏がラジオ番組で、初めてオールスターに選ばれた巨人の田中瑛斗、井上温大両投手へ送った助言を明かした。内容は「他球団の野手と必要以上に仲良くしない方がいい」という趣旨。長野氏は2012年の球宴時、当時広島にいた大竹寛氏と偶然会食し、その後は以前より大竹氏を打てるようになったという思い出を背景として紹介した。
助言の核は、投手が親しくなった打者を内角まで厳しく攻めにくくなる可能性を避ける、という昔ながらの勝負観にある。一方、長野氏自身もWBCなどで球団を越えた交流が増えた現在には、その考えがそのまま当てはまらない面もあると認めている。深刻な禁止令というより、大竹氏との縁を交えた経験談として語られた話だ。
長野氏と大竹氏は後に巨人で同僚となり、さらに長野氏が広島へ移籍したことで立場を替えて対戦もした。複数球団をつないだ関係が、引退後も野球の駆け引きを伝える題材になっているのは興味深い。若い投手への言葉も、球宴を楽しみながら公式戦では勝負師の感覚を保ってほしいという先輩なりのエールと受け取れる。
会食後に長野氏が大竹氏を打てるようになったというのは本人の回想であり、交流との因果関係が統計的に示されたわけではない。現代では球団を越えた自主トレや代表活動が技術向上につながる面も大きく、交流を控えることが常に正解とは限らない。
田中、井上両投手が球宴で得た経験を後半戦へどう生かすか、長野氏が編成部門で世代間の橋渡しをどう担うかに注目したい。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 | |||||
| 広 | 神 | 中 | デ | ヤ | 巨 | ALL |
| ソ | オ | 西 | ロ | 楽 | 日 |