ホームランキャッチ(2010年)で名を馳せた元広島外野手の天谷宗一郎氏は、2018年シーズン限りで現役引退した。福井商から2001年ドラフト9巡目で入団し、17年間カープ一筋で選手生活を全うした。最後の打席は巨人・菅野智之投手の前に捕ゴロ。一塁まで全力で駆け抜けて終わった。現在は野球評論家として古巣を見つめる。2024年は通算4度目のカープジュニアの監督も務めた。「どんな形でもいいからカープや広島に恩を返していきたい」と熱く語った。