広島の栗林良吏が9月19日の阪神戦で7回2/3を7安打1失点に抑え、チームトップタイの7勝目を挙げました。今季の阪神戦は5登板で3勝1敗、防御率0.91。全試合で7回以上を投げて1失点以下とし、チームの連敗を今季4度目に止める役割も果たしました。
初回に犠飛で同点とされた後、低めのフォークを有効に使って立て直しました。五回1死三塁では代打・高寺を149キロで三振、八回無死一、二塁では森下を三ゴロ併殺に打ち取って降板。本人は八回を投げ切れなかった点を課題に挙げていますが、長い回を任せられる先発として十分な仕事でした。
右内転筋の肉離れから復帰後、結果を積み上げていることは大きな材料です。リハビリ中には高木快や滝田へ技術的な助言をし、食事にも誘ったと紹介されており、若手へ経験を還元する姿勢もチームにとって価値があります。
阪神への突出した相性が成績を押し上げている面はあり、他球団でも同じ内容を再現できるかは別の課題です。八回には連打を浴びており、疲労がたまる終盤の投球には改善余地があります。
故障後のコンディションを維持しつつ、フォークと速球の精度を終盤まで保てるか。若手を支えながら、自身も来季の柱として安定した登板を続けられるかに注目です。
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