広島は9月12日、辻大雅投手が11日に群馬県内の病院で左肘内側側副靱帯の再建術(トミー・ジョン手術)と肘頭骨棘切除を受けたと発表しました。辻は8月29日に左肘の違和感で1軍登録を外れていました。2022年育成ドラフト3位で入団し、昨年7月に支配下登録。今季は救援で36試合に登板し、2勝2敗、防御率4.68を記録していました。
育成出身の左腕が登板機会を増やし、ブルペンの一角を担った直後の手術です。靱帯再建だけでなく骨棘切除も行われており、球団と本人が長期的な競技復帰を優先した決断とみられます。左の救援枠が一つ空くため、残り試合だけでなく来季の投手編成にも影響します。
36試合を任された実績は、辻が1軍で通用する材料をすでに示したということでもあります。違和感を抱えたまま投げ続けず治療に踏み切ったことは、将来の復帰を目指すうえで重要です。育成から支配下を勝ち取った粘り強さも、長いリハビリを乗り越える支えになります。
復帰時期や術後経過は記事で示されておらず、一般的な復帰例だけから見通しを断定できません。手術が成功しても、実戦感覚や球威、連投への適応まで戻る時間には個人差があります。また、今季の防御率だけで将来性を評価するのも早計です。
球団から公表されるリハビリ段階、キャッチボール再開、実戦復帰の時期が焦点です。同時に、左の中継ぎを誰が補うか、若手や既存投手の配置転換も注目されます。
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