広島は岡本駿投手を期間限定で先発から救援へ回す方針を決めました。8月11日のヤクルト戦が中止となり、栗林良吏、森翔平がスライド先発する一方、13日に先発予定だった岡本は12日からブルペンに加わります。今季チーム最多の6勝を挙げていますが、6月21日を最後に5試合勝利がなく3連敗中で、直近3試合は5回を完了できていません。
配置転換には二つの狙いがあります。一つは短い回で腕を振り、球の出力と感覚を取り戻すこと。もう一つは、ハーンや島内らを欠き登板が増えている救援陣を支えることです。新井監督は「限定的」と説明しており、先発失格の判断ではなく、雨天中止と投手事情を組み合わせた一時措置と読めます。
岡本は昨季に救援経験があり、球宴でも短い回で力を発揮しました。役割への適応に期待でき、全力投球で本来の球威を取り戻せれば先発復帰にもプラスです。チームにとっても、勝ち頭を戦力として残しながらブルペンの負荷を分散できます。
不調の背景に疲労があるなら、登板間隔が不規則な救援待機が最善とは限りません。先発陣も盤石ではなく、床田寛樹や玉村昇悟の復帰時期次第で計画は変わります。「限定的」が何試合、何週間を指すのかも現段階では不明です。
連投や回またぎの有無、直球の走り、登板後の回復状態が重要です。救援で結果を出すことだけでなく、休養とのバランスを取り、いつ先発へ戻すかという説明にも注目したいところです。
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