広島は佐藤啓介の先頭打者本塁打で1点を先行しましたが、先発の栗林良吏がその裏に同点を許しました。阪神の近本光司、中野拓夢に連打されて無死一、二塁。森下翔太の右飛で近本が三塁へ進み、1死一、三塁から佐藤輝明の左犠牲フライで1―1となりました。
栗林は長打を浴びたのではなく、連打、進塁打、犠牲フライという流れで失点しました。無死一、二塁から大量点には広げなかった一方、先制直後に試合を振り出しへ戻された点は課題です。今季17試合目の登板で、初回失点は5試合目とされています。
走者を背負った後、森下を右飛に抑え、最終的な失点を犠牲フライの1点にとどめた点は立て直しにつながる内容です。先発として重要なのは失点後に崩れず試合を作ることであり、同点のまま次の回へ進めたことには意味があります。
初回失点の回数だけでは、今季の投球全体や立ち上がりの良し悪しを断定できません。相手打者の内容、守備、球数、以降の投球を合わせて評価する必要があります。また記事は初回終了時点の速報で、登板全体の結果を示してはいません。
二回以降に球威と制球を修正し、先頭打者を抑えてリズムを作れるかが焦点です。栗林が先発として長い回を投げるには、連打を避ける工夫と、走者を置いた場面での決め球の精度が重要になります。捕手との組み立ても見どころです。
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