9月17日の阪神戦で広島は2―7と大敗し、2位に入る可能性が完全に消滅しました。先発・床田寛樹が4回7失点。打線は四回に坂倉将吾の適時内野安打、六回に大盛穂の6号ソロで2点を返しましたが、序盤の失点を挽回できませんでした。四回無死一、二塁では暴投の間に二塁を狙った中村奨成がタッチアウトとなり、反撃の機会を狭めました。
新井監督は床田について、初回は失策絡みの不運があった一方、甘い球を阪神の好打者が逃さなかったと分析しました。中村奨の走塁には、4点差で前の走者がいる状況を踏まえ、進む勇気だけでなく止まる勇気も必要だと指摘。技術だけでなく、点差と走者を読む判断力を課題に挙げています。
大敗の中でも赤木晴哉が2回、杉田健と塹江敦哉も無失点でつなぎました。9連戦初戦で救援登板が増えたのは痛手ですが、若手を含む中継ぎが崩れず試合後半を抑えたことは次戦への材料です。
積極走塁は成功すれば流れを変えるため、結果だけで消極策を求めるのも適切ではありません。ただし今回は大差、先行走者ありという条件で、リスクに見合う場面だったかを検証する必要があります。2位消滅とCS消滅は別で、残る可能性は他球団の結果にも左右されます。
走塁判断の共有、先発の立て直し、9連戦で救援陣の負担をどう管理するかが焦点です。次戦の反応も見逃せません。
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