前広島監督で野球評論家の佐々岡真司氏の現役時代は1990年から2007年までの18年間。プロ入り当初から先発、抑えにフル回転しながら大きな怪我をすることなく走り抜けた。そんな野球人生にも転機はあった。「1998年のオフ。ここでトレーニングの見直しなどをしたから、後の9年間もできたし、大きかったと思う」。いろんな人に出会い、支えられたという。1999年5月8日の中日戦(広島)で達成したノーヒット・ノーランもそうだった。