9月21日の中日戦で広島は0―10で敗れ、3年連続のBクラスと今季のCS進出消滅が決まった。バンテリンドームでの今季最終戦は投打で厳しい内容となり、借金は21に増えた。試合後の新井監督は、左翼席のファンにあいさつしたうえで、声援への感謝と大敗への謝意を語っている。
一問一答で監督が重視したのは、復帰登板の斉藤優汰がストライクを取ることに苦労し、打者との勝負に入れなかった点だ。斉藤は5回5失点、自責点は4。初回には末包昇大の右翼でのファンブルもあったが、監督は相手先発の高橋宏斗の力を踏まえ、序盤に失点が重なった厳しさを説明した。
結果は重いが、監督は残り試合でも一戦ずつ良い試合を見せたいと述べた。すでに若手が出場しているという説明もあり、残る機会で選手が何を改善し、実戦で示すかを見守ることには意味がある。遠征先で最後まで声援を送ったファンの存在も、チームにとって次の試合に向かう支えになるだろう。
一方、監督の発言だけで斉藤の次回登板や起用方針を確定することはできない。守備の一場面だけに大敗の原因を集約するのも早計だ。投手の制球、相手先発への対応、守備をそれぞれ検証する必要がある。若手の出場が直ちに来季の序列や成績につながるとも限らない。
残り12試合で、斉藤が変化球を含むストライク先行の投球を取り戻せるか、打線が好投手相手に出塁と得点機を増やせるかに注目したい。守備の再確認とともに、試合ごとの改善を具体的に見られるかが焦点になる。
元記事: https://www.nikkansports.com/baseball/news/202609210001303.html
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