ハーン様の今日イチの球はホーム送球。160キロ豪速球でズドン!(笑)(6/28竜10回戦2-1)

ハーン様の今日イチの球はホーム送球。160キロ豪速球でズドン!(笑)(6/28竜10回戦2-1)

座ってミットを構えていたリトル石原クンが、咄嗟に立ち上がりセットポジションのハーンに大きな声とジェスチャーでバックホーム!と指示した姿を見た際は、正直なところ「うわぁやられたか・・・」と思いましたわ。 ホームスチール。 もっというとフォースボーク。 1.3塁の場面で、特にサウスポー左投手の時に仕掛けるトリッキーな作戦。セットに入った左投手が1塁ランナーに視線を向けた瞬間に3塁ランナーが本塁にスタートを切り、それを見た1塁ランナーが2塁へスタートを切るフリをする(もしくは今回のように途中でわざと派手にコケるフリをする)。アウトにできる!と思った投手が1塁に送球する間にホーム生還を狙うもの。最近では日ハムの新庄監督がお好きな作戦ですわな。 ご存知の通りプレートを外さない1塁への偽投(投げるフリして投げない行為)はボークになるため、いったん牽制動作を起こしたら途中で投げるのを止められないという点が重要なポイントなんですよね。3塁ランナーの動きに気づきプレートについたままの牽制を途中で止めてホームに投げてしまったらボークになって1点入ってしまう。強制的にボークを誘うというところから「フォースボーク」と呼ばれておる作戦です。 この場面でも、背を向けているハーンの後ろで3塁ランナーの尾田クンが本塁へスタートを切り、それを見た1塁ランナーの上林クンが2塁へ走り出してすぐにワザと大きくコケるフリをします。ここまではベンチからのサイン通り。これを見たハーンが上林をアウトにしようと1塁へ牽制してしまえば3塁ランナー尾田クンがホームイン。他方でハーンが3塁ランナーの動きに気づいても牽制を途中でやめてしまえばボークになって1点入るという場面。 ここでハーンが冷静だったんですよね。それは「咄嗟にプレートから足を外せた」ことですわな。これ当たり前で投手の基本中の基本なんですが、なかなか出来ないことも多い。それゆえこんな「コケたり」とかの仕掛けで揺さぶったりするのですけどね(笑)。まぁこのような機動力走塁は「鯉のお家芸」でもありますからね、逆に鯉の投手陣は「これに対応する術」を練習でかなり鍛えられております(笑)。何か訳わからんトラブルが目前で起きたらまずはプレートを外せ、と(笑)。そうすればフリーな状態で投手はどこにでも投げれる状態になります。ほんと、基本中の基本なんですがこれが出来ずにボークを取られるケースが多いのでございます。 そしてハーンの所作でもう一つ素晴らしかったのはこれまた皆様もご覧の通りですが「ホーム送球がバッチリ100点満点」だったことですわな(笑)。当然ながら焦りまくって超クイックで投げた訳ですが、これが内角いっぱい(3塁側寄り)豪速球ストレート160キロでリトル石原のミットにズドン!リトル石原はそのままミットをグラウンドに落とすだけでタッチアウト!でございました。この9回裏にハーンは全部で20球を投じていますが、この最後の「投球」が一番指にかかってコマンドされた伸びのあるストレート!だったように思いますわ(笑)。あっぱれ火事場の馬鹿力!でございます。 まぁ色々ありました試合です。そもそもこの9回裏のダブルスチールについても、そんなリスク取るんならその前の上林のレフト前ヒットで2塁ランナーを3塁で止めずにホームに突っ込ませぇや!と恐らく竜党の皆様に置かれては不満タラタラでしょうし、ハーンもそもそも頭からちゃんと投げろや、というかリトル石原クンも辻本クンに最後にスライダーってどういうリード?悪夢のエスコンと同じでっせとか、あのブライト君のライナーが1塁線を抜けていたらジ・エンドでしたなとか(苦笑)。 おっさん連中も頑張ってましたよね。39歳の涌井秀章がカッコ良すぎるぜ!というか何度も見せつけられる「アウトローに糸をひいてズドン!の美しいストレートというかフォーシーム147キロ」は敵ながらいつまでも見ていたい投球所作の範でございました。というか竜さんもこの3連戦の先発は大野(36歳)、涌井(39歳)、松葉(34歳)の100歳トリオですからね。まぁ舐められているのもあるのでしょうが(笑)、一人の「野球好き」としては、それはそれで対戦が楽しみなメンツでもございます。ヘアドネーション活動でバッサリ短髪になった福クン(33歳)の元気な姿も見れてなんだか嬉しかったですわ。 そしてこの竜のおっさん投手陣に負けじと劣らぬ輝きだったのが「中崎どんの蘇るストレート149キロ」がズドン!の場面。6回無死1.2塁でマウンドに立った後の連続三振の神火消し、あの最後の大島先輩(涌井と同じく39歳)へのインコースへの真っ直ぐ、三球勝負で見逃し三振!はもう昇天モノ。苦しんでいる秋山先輩や菊池先輩、コースケも含めて、おっさん連中のプレーにも味わいたっぷりでしたな。まぁなんかあるとすぐに「老害のおっさん選手なんか早く切り捨てて、もっと若くて将来性のあるスラッガーを使えよ」という罵詈雑言ばかり言う方も中にはいらっしゃいますけど、仰ることは分かりますが、それでも小生はお花畑在住なもんで、こういうおっさん連中の痺れるプレーを見るのも「大好物」の一つなんですよね。ノーテンキでどうもすいません(苦笑)。 もとい。 ということで交流戦明けカードはバンテリンドームで1勝1敗。竜さんは地元で鯉と対戦する時はいつも「首位を走っているチーム」みたいな強さを見せてくるので(苦笑)なかなかしんどい試合が続きますが、3戦目も今季既に7勝あげている松葉クンですから厳しい試合位なりそうですな。とはいえ鯉の先発はドラ2の佐藤柳之介クンの初登板ですからね、野手陣の先輩方は是非とも必死のパッチで援護してやってくださいませ。ナゴドの新人デビューといえば九里亜蓮のプロ初勝利を思い出します。頑張って欲しいですな。因みに本日はこの後、神田のBIGPIGにて友人と鯉観戦しながら呑む予定(長野さんの背番号5ユニを着ておりますのでお声掛けくださいませ、笑)。頑張って参りましょう! ↓クリックお願いします。 にほんブログ村

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