広島の佐々木泰が、残り23試合を「今年1年が変わる」期間と位置づけ、低く強い打球を軸に打撃を突き詰める決意を示した。5日の巨人戦では、初回の満塁機で強い三ゴロ併殺に倒れた一方、八回には内寄り低めの直球を左中間へ運び、5号逆転2ラン。同じ狙いから異なる結果が出た二打席を、自身の体の入り方や打球角度の差として分析している。
序盤は長打を求めるあまり力み、あおり打ちになって低迷した。新井監督から迷った時は地面へ打ち込む意識を持つよう助言され、継続によって打率は上向いたという。ただし本人は、意識しなければできない場面が残り、動きを完全には身につけていないと冷静だ。ボール球を振らず、打席前に狙いを整理することも残り試合のテーマになる。
結果だけでなく、凡打と本塁打の両方から内容を学べているのは成長の証しだ。OBの鈴木誠也からSNSで届いた励ましも刺激になっている。未来の中軸候補が自分の理想形を具体的に把握し、日々の打席で再現しようとしている点は、今季終盤だけでなく来季への期待につながる。
一度の本塁打がフォームの定着を保証するわけではない。記事中でも本人は完成途上と認めており、相手投手の球種や配球によって同じ打ち方が通用しない日もある。残り1カ月で成績が大きく変わる可能性はあるが、短期間の数字だけで長期的な評価を決めるべきではない。
低く強い打球を保ちながら、甘い球には自然に角度をつけられるか。四球を含む出塁、ボール球の見極め、左投手への対応も見たい。8連戦で打席数を重ねる中、良い内容をどれだけ再現できるかが鍵になる。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | |||
| 広 | 神 | 中 | デ | ヤ | 巨 | ALL |
| ソ | オ | 西 | ロ | 楽 | 日 |