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広島カープの現役ドラフト:山足達也と鈴木健矢の指名、その意図は?

発表が1時間遅れた現役ドラフト。サーバーダウンや指名選手と連絡が取れなかったなど時間が遅れた理由は不明ですが、もしかしたら2巡目指名まで影響があったかもしれません。その2巡目指名をしたのが広島です。 1巡目にオリックスの山足達也内野手を指名。山足選手は31歳、右打ちの内野手。二遊間が本職ですが、内野はどこでも守れる守備のスペシャリストです。しかし成績を見ると、一軍では意外と一塁を守っていることが多いですね。あまり身長が高いわけではないですが。広島は外国人選手の獲得もあり、終盤の守備固めを念頭に置いているのでしょう。打撃に関しては期待できないイメージですが、ファーム成績を見ると3割打っているんですね。 そして2巡目で日ハムの鈴木健矢投手を指名。鈴木投手は高卒社会人から5年目の26歳。もともとサイドスローでしたが、新庄監督のアドバイスでアンダースローに転向。ただ、秋のキャンプではスピードを上げるためにサイドの練習もしているようです。リリーフのイメージがありますが、先発もできる。初見殺しではあるので、すぐの活躍は見込めそうです。 そして放出されたのが矢崎拓也投手。明日契約更改の記事をあげる予定でしたが、まさか放出されるとは思っていませんでした。投手ならケムナや遠藤の方が名前が挙がっていましたからね。 2名獲得は嬉しいですが、正直矢崎を出した結果を思うと現時点ではショックの方が大きいです。山足選手がどうこうではなく、どれだけ30代の守備内野手を集めるつもりなのでしょうか。田中・上本・堂林らを1軍に置くために、山足が2軍回し要員だったら何か色々納得がいきます、悪い意味で。 他球団の選手も明日書いていきますが、矢崎であれば票はそれなりに取れていたと思います。それであえて1巡目を山足内野手にしたのであれば、その意図は知りたいところです。今年後半戦は1軍にあがれませんでしたが、去年・おととし勝ちパターンの投手を出したのですから勝負に出ました。そして結果だけを見ると外した感が強いです。 そもそも、矢崎であれば普通のトレードでそれなりの選手が取れると思うのは広島ファンだからでしょうか? 2巡目で鈴木投手を取ったのはいいですが、なんか2巡目ルールの前例を作るためにあえて広島が選んだような気もします。いよいよ枠をカツカツにして、今年のようにシーズン途中の補強の声を消そうとしているのではと思います。他球団が枠を開けていろいろ策を考えている中で、全く真逆の動きです。 まだ気持ちの整理がついていないのもありますが、なんとかいろいろモヤモヤがあります。指名された選手にはぜひ頑張ってほしいですが、今の皆さんの気持ちを聞かせてください。  

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