広島はDeNAに1-2で競り負け、3連敗で借金が今季最多タイの16となりました。7月10日以来の1軍先発となった森下暢仁は、初回に筒香へ先制ソロ、六回に度会へ勝ち越し二塁打を許したものの、7回5安打2失点。七回無死二、三塁も無失点でしのぎましたが、打線の援護は石原貴規の適時打による1点だけでした。
森下は二回から五回まで一人の走者も許さず、力強い直球とブレーキの利いた変化球で復調を印象づけました。不調によるプロ入り後初の2軍再調整では実戦から離れて立て直し、7月31日のファーム阪神戦で7回無失点。その成果を1軍でも示した形です。新井監督も直球が良いから変化球も生きると評価しました。
勝敗以上に、森下が七回まで安定して投げられたことは今後の先発ローテーションにとって重要です。大きなピンチで踏ん張った姿は、調子を崩した後も修正できる力の証明になりました。石原とのバッテリーも最少失点に近い内容で、次回は打線の援護があれば白星へつながる期待があります。
好内容でも、森下自身が振り返ったように初回と六回の重要な場面で失点した事実は残ります。一試合で復調が完成したとは言えず、球威と制球の継続性が必要です。また、チームは走者を出しながら平良を攻略できず、先発が好投するだけでは3連敗や借金16という状況を反転できません。
次回登板でも直球を軸に変化球の精度を保ち、先制点や勝ち越し点につながる失投を減らせるかが焦点です。打線は好投する先発を早い回から支え、得点圏で一本を出せるか。投打が同じ試合でかみ合うことが連敗脱出への鍵になります。
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