9月17日の阪神戦で、広島の菊池涼介が四回に中前打を放ち、2年ぶりとなるシーズン100安打を達成しました。100安打到達は通算13度目で、新井貴浩監督らに並ぶ回数です。八回にも左前打を放ってマルチ安打とし、36歳の今季も打撃で存在感を示しました。試合は広島が2―7で敗れました。
菊池は記録そのものより、チーム全員が勝利を目指す中で一打席ずつ積み重ねた結果だと受け止めています。昨季は100安打に届かなかっただけに、今季再び大台へ戻したことは、出場を続けながら打撃状態を維持した証しです。「試合に出る以上は全打席で打ちたい」という姿勢からは、個人の節目より目の前の勝負を重く見る考えが読み取れます。
長年、守備でチームを支えた選手が打撃でも通算13度の100安打を記録したことは、継続性の高さを示します。若手が増える時期に、準備や一打席への集中を実戦で示せるベテランの存在は貴重です。今季の残り試合でも、勝負どころでの一打が期待されます。
100安打は価値ある節目ですが、チームは大差で敗れており、個人成績だけで試合内容を評価することはできません。また今後の出場機会は、若手育成やコンディション管理との兼ね合いで変わる可能性があります。
ベテランとして安打をどこまで伸ばすかに加え、若手との競争・共存の中で勝利につながる打席を増やせるかが注目です。
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