いい場面でした。7回2死2.3塁の場面でカツオ君が登場。42歳の青木の引退試合に44歳の石川がマウンドに上がる。弱い時も強い時もスワローズを支え続けてきた燕のレジェンド2人が引退試合でクロスする場面。マウンドの石川クン越しにセンターを守る青木クンの姿を捉えたテレビカメラの映像。鯉でいえば新井さんの引退試合にレジェンド黒田が一肌脱いでマウンドに上がるようなモンです。燕党でなくともプロ野球を愛する者には涙なしでは見れない場面でしたよ。更には打席に入った我等が菊池先輩が必死のパッチの真剣勝負でタイムリーを打ったのも良かったですな。ありがとう青木宣親そして石川雅規。これぞプロ野球です。 セレモニーも泣けました。小生、プロ野球選手の引退セレモニー見るのがたまらなく好きなミーハー野郎なんですが、試合前の息子さんによる始球式だけでも目頭が熱くなっちまいましたし、試合後の花束贈呈で早大元監督の野村氏が付き添いに身体を支えられながら出てきて青木クンの涙腺が崩壊したあの場面はさすがにもらい泣きでしたよね(涙)。イチローや岩隈をはじめ様々な仲間からのメッセージも素晴らしかったです。野球選手を応援し続けることの素晴らしさと喜びをじんわりと噛み締める、チームを超えて思いきりリスペクトを送りたい、そんな幸せな思いで満たされたセレモニーだったと思います。 で、引退試合で2安打しちゃうんですからカッコよすぎです。床田の外角ストレートを美しい流し打ち。白球が糸を引くようなライナーでレフト前に。いやぁスバラシイ打撃。更に現役最終打席はアレンのストレートを思い切り引っ張ってライト線にツーベースですぞ。ホンマにあっぱれです。右に左に飛び出す打球、目に焼き付けよと言わんばかりの美しさ。まぁパカスカ打たれる鯉の投手陣もええ加減にせぇよという話は横に置いときますけどね、9番ピッチャーの高橋クンを悉くヒットや四球で出塁させては1番青木クンに打順を回すというかなり徹底したサービス精神旺盛っぷりでしたわな(苦笑)。 まぁ青木クンの引退試合に免じて、今日はもうダメ鯉を愚痴るのはやめときましょう。燕諸君たちの「何としても青木さんの引退試合を勝ち試合にするぞ」という思いは、鯉諸君たちの「何としてもこの試合に勝ってCS進出の最後の望みを繋ぐぞ」という思いより、遥かに強くて大きかったということなんでしょうね、悲しいけれどそれが事実。 神宮では明日が今年最後の試合ですぞ。試合後にレフトスタンドの関東鯉党の皆に笑顔で挨拶できるように、ええ加減そろそろちゃんと勝ってくださいな。そして土曜日にはマツダで野村先輩の引退試合。鯉諸君は今日の燕諸君のように「思い」を野村に伝える事ができるのでしょうか。いささか心配ですけどね。まぁ最後の2試合くらいよろしゅう頼むぜホントに。小園クンもずっとはぶててないでもっと打席に集中せぇと。それでは。 (追伸)このところコメント欄のコメント返信機能が少々おかしくなっているようで、ここ2回分の弊記事に頂いたコメントに対する返信を返せておりません。申し訳ありませんです。復旧次第に返信致しますのでお待ちくださいませ。 ↓クリックお願いします。 にほんブログ村