いわゆる「鯉の天敵7号」の髙橋宏斗を完璧に打ち込んで、中村奨成の技あり右打ち2点タイムリー、ファビアンの特大2ラン、首位打者小園海斗の痛烈ライナーのダメ押しタイムリーと文句なしの試合展開で合計5点の快勝となった鯉でございますが、小生この試合の序盤に早々に「鯉の勝ちを確信した場面」がございました(たかが4位5位の消化試合を一生懸命に書いていると笑われそうですが、なんせ小生はお花畑在住の鯉党なもんで、すんませんがご容赦くださいませ)。 3回裏、秋山先輩が外側高目のスプリットをさすがのスイングでうまく引っ張り込んで右中間突破のツーベース。続く佐々木泰が右打ちも意識しつつセンターへコンパクトに打ち返して無死1.3塁。下位打線で髙橋宏斗からビッグチャンスを作った鯉打線。打席には9番の常廣の場面でしたよね。因みに、常廣と髙橋は23歳の同い年ですが学年は常廣が1つ上です。で、県立岐阜商の佐々木泰は中京大中京の髙橋の更に1学年下の22歳。そんな年齢の位置関係の三人でございます。 もとい。 無死1.3塁で打席に9番常廣。普通なら送りバントで一塁ランナーだけを二塁へ進める作戦。小技の上手い投手がバッターならばセフティスクイズなんかも視野に入る場面。ところが皆さんもご承知の通り、この常廣クンは、バントがちょいとというか「かなり」ヘタクソなんですよね。先日の甲子園でも見るからに「僕はバント出来ません」みたいな構え。で、実際にバント失敗しまくり、チャンスを潰しまくりでしたわな(泣)。大学時代も東都リーグはDH制で打席に入りませんから練習なんかしませんからね。それでも「あんたプロ野球の選手じゃろが、ちゃんと練習せぇや!」と思った輩も多かったかと。 無死1.3塁で打席に9番常廣。難攻不落の天敵7号から鯉は1試合平均で1点取れるかどうかの瀬戸際ですからね、絶対に逃してはならない大チャンス。バントが無理なら下手に打たせてゲッツーよりはスイングさせず三振してくれという世界なのかなぁとも思って見てましたが、打席の常廣がバントの構えに入った瞬間に、おっ!と思いましたわ。膝を深く折って腰を低くかがめバットを目の高さに置くと、そこから両手でリズム取りながらバットを小刻みに揺らし始めましたよ。小生、思わず笑っちゃいました(笑)。 常廣よ。必死のパッチでバント練習してきたな!(笑) まぁハッキリ言って不恰好な姿でしたけどね。テレビカメラで横から見ると腰を突き出したへっぴり腰の状態(笑)。それでも重心を思い切り落とし膝を柔らかく使えるように、そしてなんとしてもバットに当てる、前に転がすんじゃ!という明確な意志が伝わってくる、だけども見るからに「どんくさい構え」でございます。いや、でも、ええでええで、常廣ええじゃないの!ここでなんとしてもバントを決めて見せろや!ここでバントを決めたら今日は勝てる!そんな気がしたんですわ(笑)。 髙橋宏斗の初球、力んだストレートがインハイに大きく抜けました。思わず大きく仰反った常廣の顔面付近を151キロの豪速球が通過。思わずヒヤリとしましたが、打席の常廣はヒヤリどころかかなりの恐怖感だったと思います。それでも2球目、再びバントの構えをとって身体を前に倒します。舐めんなよ。ここで逃げてなるもんか。髙橋宏斗は2球目も150キロの豪速球を続けます。常廣がこの球に食らい付いてバントを試みるも後ろに弾かれてファール。ふう。思わず天を仰ぐ。やはり無理なのか。それでも3球目。さらに身体を前に。そして重心をしっかり落とす。へっぴり腰のままでも気持ちは、前に。 3球目も150キロのストレート。これを常廣のバットがついに捉えましたぞ!いえ、スイングじゃありません、単なるバントの話なんですけどね(笑)。バットの芯で捉えた(本来は芯を外さないといかんのですが、笑)白球が前に転がりましたぞ!ナイスバントじゃ!懸命に一塁へ走り出す常廣の背中がなんだか達成感に満ち溢れておりましたわな(笑)。まぁそりゃあんだけコーチに怒られまくって必死に練習したんじゃけぇの(想像です)。あっぱれ常廣の送りバント!ってまぁプロ野球選手なら最低限の当たり前の話ですが(笑)。それでもこの場面でこの試合の勝利を確信した小生です(ホンマかよ、笑)。 もとい。 以降は彼に苦言を少しだけ。 6回無失点で2勝目をあげた常廣クン、結果だけを見るとナイスピッチングなのですが課題は沢山ありますわな。まぁ2年越しの大学卒業のことは横に置いておくとしても(笑)、この試合のピッチングも結果オーライのボールが多すぎましたわな。構えたキャッチャーミットとは遠い逆玉も多く、浮き球も多く、コースから中に甘くに入ってしまう球も多い。コマンド重視の投球なのかストレートの出力というか球威も全く出てない感じ、圧倒的に抑えている感じではなく、どうしてこれで打たれないのか不思議な感じでランナーを出しながら何故かゼロに抑えていく状態(まぁこれが彼の持ち味といえば持ち味なのでしょうが)。大学時代の彼の「豪速球とキレきれのフォーク」のイメージからの乖離が大きいですわ。ルーズショルダー他の身体の状態的なものなのか、それとも色々ある精神的なものなのか。 加えて、これは小生だけかもしれませんが、彼のマウンドでの所作もちょいと気になるんですよね、無表情で淡々と投げるのは全然構わないのですが、どうもなんとなくシラケている感じというか相手や味方を舐めている感じに映る時があります。投げ終わった後、討ち取った打球が上がった瞬間にマウンド降りるとか、ギリギリの際どいコースに投げ込んでストライクを確信して球審が判定する前にマウンド降りようとするとかその惜しいコースをボール判定された後の表情とか、なんかちょいと傲慢な感じを受けるんですよね。まぁピッチャーなんて「お山の大将」気質で「オレ様」的な強気の性格じゃないと大成しないというのも事実ですけどね(苦笑)。彼は無表情な割にはそんな印象を受けます。本人的には全くそんな気はないのでしょうけどね。 前述の必死のパッチの送りバントへの取り組みとか、普段の真摯な対応とかを見るにつけ、小生の思い込みだけなんだと思いますが、鯉の近い将来をい背負ってもらわねばならぬエース投手ですからね、身体も心も成長させるべく頑張って欲しいと切に願っております。試合後のヒロインは中村奨成と常廣羽也斗の揃い踏み。奨成も色々あった男ですが、頑張ってくれておりますからね(苦笑)。頼むぜ鯉諸君よ! ↓クリックお願いします。 にほんブログ村
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