誰も褒めてくれないと思うので先に褒めておきます(笑)。野間峻祥(32歳)よ、1000試合出場おめでとう!そして本日の9回表の大逆転劇の影の立役者はオヌシでございます。1死1塁から大勢の豪速球ストレート連投に必死のパッチでファールで粘ってフルカウントを作ると、美しい流し打ちのレフト前ヒットで見事に繋いだ「あの打席の集中力」は熟練のオッサン選手の特有のソレでした(笑)。 更には菊池先輩のタイムリーで3塁を蹴ってホームへ突っ込んできたあのスピード感満載のスライディング、更には3塁ベースを直角に曲がってくるスーパーランニングは入団当時の「3塁打王」の頃の若々しいスピード&チャージでございましたぞ!まぁこれくらい褒めておけばよろしいかいな(笑)。いや、マジであっぱれでしたよ、久しぶりにノマノマイェイ!と呼んであげよう(懐かし過ぎですな、笑)。 もとい。 いやぁ今日もシンドイ試合でしたね。というか5回裏にドラ2佐藤柳之介クンがオコエ君にタイムリー食らって先制点を奪われ0対1になった時点であぁ今日も0対1で負けるんかと思いましたし、今日のブログのタイトルは「5回に1点先制されただけでも絶望感に苛まれるような打線をバックに投げる先発投手の気持ちを考えてみよう」にするつもりでございましたよ(笑)。 因みに先発の柳之介クンは今日もナイスピッチでしたよね。初勝利を挙げた先週の竜戦と同様に、対戦するジャイ打線の打者も彼の独特のフォームにかなり差し込まれてました。ほぼ毎回ヒットを打たれてランナー背負いながらも5回1失点でゲームメイク。ボールは少しぱらけていましたがそれでも無四球なのも良かったですな。制球が大きく乱れない限りは毎回きちんとゲームメイクできそうな落ち着きもありますしね。次週は再び竜戦、その次は燕戦でしょうからね、今度はしっかりと打線に援護してもらってくださいませ。 もとい。 で、5回裏にその「絶望の先制点1点」を取られた鯉でしたが、直後の6回表に中村奨成がジャイの赤星クンのストレート146キロを完璧に捉えて振り抜き、レフトスタンドに飛び込む同点ホームラン!でございます。真っ赤に染まったレフトスタンドの関東鯉党が両手を突き上げて歓喜の渦に。連続イニング数はもう数えるのやめときますが(笑)、とにかく久方ぶりの鯉の得点。というかこの東京ドーム3連戦で初めての得点、そして初めての「宮島さん」の唱和でございましたな(泣)。あっぱれじゃ中村奨成! ま、とはいえ、9回の菊池先輩のタイムリー後のなお満塁の場面でバッティングカウントからクソ甘いスライダーを簡単に見逃したのはさすがに喝!でございましたが、ここにきての奨成さんの復活のご活躍は真面目にあっぱれ!でございます。まぁ本来ならこの時期には「誠也さんの後釜」に成長していなければならなかった選手です。まぁまだまだ26歳ですからね、こっから10年間で打ちまくり2000安打達成だってメジャー挑戦だってオヌシの可能性は無限大なのでございます。そんな奨成さんなのです。頼むぜ奨成よ! もとい。 試合の方は、再び鯉が「奈落の底」に突き落とされます。1対1の同点で迎えた8回裏に森浦クンが連打と申告敬遠で1死満塁の大ピンチを迎えるも、4番吉川クンを3球連続ストレートで追い込んでから渾身のチェンジアップを低目に決めて空振り三振!よっしゃゼロで凌げるぞ!と思った次打者の増田陸クンにボテボテのサードゴロ内野安打を打たれて無念の勝ち越し点を許しちゃいます(泣)。 鯉バッテリーが増田クンを完璧に討ち取った「死に体の打ち損ないの打球」なるも正真正銘のタイムリー内野安打。1塁ベースにヘッスラでセーフになりガッツポーズかます増田クン。いやぁ悔し過ぎてコトバが何も出てこない感じでしたわ。やっぱり負けるのは鯉なのね、というネガティブモードに包まれる東京ドームの関東鯉党の皆さん、というかパソコン画面の前のワシです(泣)。東京ドームでまた勝てずに終了、引分けを挟み3連敗で地元広島に帰り、火曜からの虎戦でも3タテくらってジ・エンドになる様子まで頭に浮かんできましたわ。 そして場面は歓喜の9回表に。 マウンドには大勢クン。あらら?ライデルさんじゃないの?先日の怪我の影響?それとも貧打の鯉打線を舐めてるの?なんとなくメラっときたのと共に、これってもしかしてもしかするぞ?とムラムラッときたのが半々で(笑)。で、先頭の頼れるファビアン船長が先導を切ってライト前ヒットで出塁。思わず皆が席から立ち上がるレフトスタンドの関東鯉党の赤い集団。更には前述の野間先輩の功績(笑)とモンテロの死球(笑)で出来上がる1死満塁の大チャンス。 ここで打席に向かうのは7番菊池先輩。おいおいおい。ここは絶対に代打坂倉でしょ!と思いきや、何故か坂倉は8番森浦のところでの代打として用意してネクストサークルでバット振ってるぞ。8回にも2死1.2塁で2番矢野に代打送らなかった新井さん、一体何やってんの?と思いながら見てましたが、よく考えると上本もコースケも羽月も既に代打と代走で使っていて内野ができる選手が堂林しか残ってなかったことに後で気づきました(泣)。というか、それはそれでなんちゅう大失態ですかい!的な選手起用。ええ加減にせぇよ(怒)。 もとい。 気を取り直して。1対2の1点ビハインドの9回表、難攻不落ジャイの大勢クンを相手に1死満塁の大チャンスを作り、打席に向かうのは菊池先輩(35歳)。鯉党の7割方は「どうせポップな内野フライか空振り三振じゃろ」と「戦力になっていない」菊池先輩には冷ややかな期待感。かくいうワシもこりゃダメじゃろなと思いつつも、なんとかしてくれ菊池先輩よ。例の「起死回生のヤツ」をひとつお願いします菊池涼介様。そんな思いで見つめておりました。 大勢の1球目、152キロのストレートに珍しく初球からスイングをかける菊池先輩。打球は真後ろに弾け飛ぶファール。お!と思った方も居たかもですな。そして運命の2球目。ジャイのバッテリーがストレートを続けます。大勢の2球目は153キロのストレート。これに再び鋭いスイングをかけた菊池先輩のバットが白球を捉え弾き返します。ショートの頭上をライナーで超えていく打球がセンターの前で弾みましたぞ。 おっしゃ!逆転じゃ! 3塁ランナーに続いて2塁ランナーの野間先輩もホームに生還!菊池先輩の逆転タイムリーでございます!今からちょいと大袈裟なことを書きますよ、どうぞ誇大広告でJAROさんにでも報告してくださいませ(笑)、あの菊池先輩の打球の映像ですが、打球の飛び出し方とか打球の方向のイメージが過去の「歴史的な二つの映像」に重なったんですわ。完全に小生の勝手な思い込みなんですけどね。 一つはWBC東京ラウンドの台湾戦で1点ビハインドの場面で鳥谷が奇跡の2塁盗塁を決めた直後に井端が打ったセンター前への同点タイムリー。打球の感じがそっくりでした(笑)。そしてもう一つは有名すぎる映像ですがあのWBS決勝の韓国戦でイチローが放ったセンターへの2点タイムリーの場面。センターからの映像でバットから弾かれた打球が飛び出してくる感じのイメージが小生的には瓜二つ(思い込みですな、笑)。菊池先輩のタイムリーが出た瞬間に小生の脳内映像の中でビビビ!と共鳴したんです(笑)。すんませんです。 いやぁ。久々に鯉の野球を見ていて思わず声が出ました(笑)。久々に叫んじゃいました。思わず手を叩いて立ち上がっちゃいました。ご近所迷惑ですいません(笑)。まぁ広島の街なら「あぁお隣さんもカープの試合を見て盛り上がってるのね」くらいに共感して受け止めて頂けますが(笑)、東京の街で昼間に突然叫んだら事件です(笑)。どうもすんませんでした(まぁ真夏日・猛暑日ですので皆さんクーラーをガンガンかけて窓は閉めてますから大丈夫ですかね)。 これまた久々に盛り上がりまくりの鯉ベンチ。ホームに戻ってきた、しかも1000試合出場でめでたいノマ先輩の頭を皆で無邪気に叩きまくって喜ぶ鯉の後輩たちの姿(笑)。そして何よりもグッときたのは1塁ベース回ったところで逆転を確認し、拳を宙に強く突き上げた菊池先輩の姿。菊池の気合の入った感情剥き出しのガッツポーズを見るのはいつぶりですかね。場面で言えば2016年の8月の沢村クンから放った起死回生の同点弾を思い出す方もいるかもですね。まぁたかだかタイムリーヒット1本で大袈裟なんですけどね、小生はそんな思いでなんだか泣けてきましたわ。ありがとう、菊池涼介よ。 ま、前述の通りおかしな選手起用も満載でしたが、それでも勝ってくれましたわな。東京ドームで今季初勝利、連続イニングの無得点記録やタイムリーなし記録も吹き飛ばしてくれた勝利でございます。とはいえ首位の虎は8連勝でぶっちぎりモードに突入しております。次週の火曜日からはそんな虎をマツダスタジアムに迎える3連戦。しかも虎のローテは才木に大竹に伊原ですってよ(苦笑)。 大苦戦も容易に予想できますが、虎さんだって1シーズンずっといつまでも絶好調のままで突っ走ることはできませんからね、必ずまたどこかでチャンスはやって来るはずです。そのためにもこの3連戦はなんとかクリンチしなければなりませんな。頑張って参りましょうぜ。ともかくガラガラのマツダスタジアムの残席を虎党の皆さんに占拠されて球場ジャックで真っ黄色に染められることだけはないよう祈っております(笑)。 ともかく今日は勝てて良かったですわ。ありがとう菊池先輩よ(涙)。 ↓クリックお願いします。 にほんブログ村
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