広島の辰見鴻之介が中日戦の七回、モンテロの代走として出場し二盗に成功した。一度はアウトと判定されたものの、リプレー検証でセーフに変更。今季26盗塁目、代走起用時では25個目となり、1979年の藤瀬史朗(近鉄)が記録した代走でのシーズン最多盗塁に並んだ。続く坂倉将吾の左翼線二塁打で生還し、チームは5―2で勝利。負ければ最下位転落という一戦を制し、3位DeNAとの差を4ゲームとした。
辰見は楽天在籍3年間で一軍出場2試合、盗塁0だったが、昨季はイースタン・リーグで31盗塁を挙げ、オフの現役ドラフトで広島へ移籍した。新天地で代走の切り札という明確な居場所をつかみ、数字だけでなく得点という本来の目的まで果たしている。「盗塁を決めるだけより得点がうれしい」という趣旨の言葉からも、個人記録より試合への貢献を重視する姿勢が伝わる。
出場機会が限られていた選手が環境の変化を生かし、リーグ史に残る存在になったことは大きな希望だ。終盤に一塁走者が出れば相手へ強い圧力をかけられ、打者に集中しにくくさせる効果も期待できる。
CS争いは残り試合の結果や他球団の動向にも左右され、4ゲーム差は簡単に埋まる数字ではない。また盗塁は失敗時の損失も大きいため、記録を意識して無理に走るより状況判断が優先される。
辰見が単独新記録へ進めるか、盗塁後に得点まで到達する場面を増やし、チームの追い上げを支えられるかに注目したい。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | |||
| 広 | 神 | 中 | デ | ヤ | 巨 | ALL |
| ソ | オ | 西 | ロ | 楽 | 日 |