広島は9月2日の中日戦で3点リードを守れず4―5で逆転負けし、連勝が2で止まりました。一方、プロ初の2番で先発した佐藤啓介は、1―1の5回2死一、二塁で涌井のカットボールを捉え、右翼席中段へ一時勝ち越しの2号3ラン。愛知県出身の佐藤にとって、少年時代に通ったバンテリンドームでのプロ初本塁打となりました。
佐藤は今季、代打で多く起用されてきました。2打席凡退後も試合の流れを読み、代打と同じように準備したことが一振りでの結果につながっています。メンタルコーチとともにプロでプレーする目的や目標を整理し、集中しやすくなったという説明からも、技術だけでなく準備の質が成長を支えていると読み取れます。新井監督も打撃への期待で2番に置き、そのスイングを評価しました。
敗戦で一発が勝利に直結しなかった点は残念ですが、若手が難しい打順と重い場面で長打を出したことは明るい材料です。地元での一発という経験も、自信と対応力を育てるきっかけになりそうです。
1試合の本塁打だけで2番への定着や打撃の安定を判断することはできません。今季の起用法や相手投手との相性も影響するため、継続的な内容を見る必要があります。
先発機会が増えるか、出塁や進塁打も求められる2番でどんな打席を重ねるかが焦点です。CS争いが続く中、長打力を勝利につなげられるか注目されます。
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