広島の大瀬良大地投手が9月6日の巨人戦で、2015年以来11年ぶりとなる3日連続登板に臨みました。0―4の七回1死一、二塁で先発・森を救援。前日に同点本塁打を浴びた増田陸をスライダーで三ゴロ、続く大城をフォークで二ゴロに仕留め、7球で追加点を防ぎました。チームは0―4で敗れて同一カード3連敗となりましたが、ベテランの火消しは数少ない明るい材料でした。
大瀬良は朝に過去の3連投を自ら確認し、体調に問題がないと判断して準備していました。新井監督は「これ以上は失点できない」場面で、経験を買って投入したと説明しています。35歳の投手最年長が、前日の失敗をすぐに取り返し、後輩の走者も返さなかった点に責任感が表れました。
厳しい順位状況でも、目の前の一球を諦めない姿勢がチームに伝わった登板です。大瀬良自身も、この無失点が8日以降につながることを願い、チーム一丸で戦う意思を示しました。結果だけでなく、経験豊富な選手が行動で基準を示した価値があります。
一方、4点ビハインドで35歳の投手を3連投させる必要性には議論の余地があります。本人が元気でも疲労は蓄積し得るため、好投だけで運用の妥当性が証明されたとは限りません。
次戦以降の休養確保、救援陣全体の役割分担、CS圏まで6.5ゲーム差の中でこの姿勢を勝利へ結びつけられるかが注目です。
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