広島の秋山翔吾が巨人戦の同点の八回、一死一、三塁から決勝の左犠飛を放ちました。六回にも一時勝ち越しとなる適時打を記録し、2安打2打点。チームは3対2で勝ち、連敗を止めるとともに8月のビジター7試合目で初勝利を挙げました。
決勝打の背景には観察と準備がありました。直前に同じ左打者の坂倉が堀田と対戦した5球から球筋を確認し、ほぼ同じ状況で打席に入りました。坂倉が倒れた分を取り返したいという意識もあり、長打を狙うのではなく犠飛で走者を返す役割を果たしています。
38歳の秋山が技術と経験で勝負どころを制したことは、若い選手の多い打線に安心感を与えます。同学年の巨人・坂本の本塁打を刺激に変え、それぞれの持ち味で競い合う姿も終盤戦を盛り上げる材料です。
秋山一人の活躍に依存して得点できた側面があり、打線全体の課題が解消したわけではありません。4戦ぶりの5番起用が今後も最適かは対戦相手や本人の状態で変わります。接戦の勝利を継続的な上昇と判断するには、さらに試合数が必要です。
秋山が中軸で好調を維持できるか、前後の坂倉や佐々木との連係が得点増につながるか、本拠地での上位争いにこの勝利をつなげられるかに注目です。
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