1回裏の鯉の攻撃。竜のマウンドには前回ナゴドの登板で8回1失点と完璧に抑えられた竜のクリスジョンソンことマラーさん。彼を新たな「鯉キラー」にしてなるものか!と皆で一丸となって必死のパッチで襲いかかった鯉打線でございました。そして、その勝負は最初の2人て決まったようなもんでしたな(笑)。 1番二俣がファールで粘り9球も投げさせ強いショートゴロ。2番矢野もファールで粘り10球目をレフト前ヒットで出塁。 投げているマラーさんからすれば、登板開始早々に「もう勘弁してください」と言わせるネバネバ攻撃を見せつけた鯉の1番2番。その流れのまま4番末包と5番ファビアンが連続タイムリーですからね。もうこの時点で本日の勝負あり!だったように思います。特に矢野くんは2打席目も粘り腰で四球を選んでましたわな。マラーさんはもう矢野クンの顔を二度と見たくないことでしょうな(苦笑)。 マラーさんは初回が28球、2回も三者凡退なるも菊池とリトル石原に粘られ20球を費やし、結局は3回までになんと92球も投げさせられての降板でございます。マラーに「球数を投げさそう」というのがベンチワークの総意だったのだとは思いますが、見事なまでの徹底ぶり。ネバネバの攻撃をベースにして、目下の首位打者!である小園や目下の打点王!である末包がきっちり仕事を果たして得点を重ねていく痛快な攻撃を展開してくれましたな。 最後8回裏、今日から怪傑黒頭巾を外して凛々しい板前姿に戻った二俣クンが「お待たせ致しました!」とばかりに、豪快なホームランをレフトスタンド通路のところまでドッカーン!とばかりにブチ込んでくれましたわな。いやぁ。これはとてもとても嬉しい一発でございます。岩崎クンのストレート148キロを完璧に捉えた打球。いやぁ美しい弾道でございました。彼ももうこれで完全復調ですな。 ということで試合の方は7対1の圧勝。投げては来日初勝利となったドミンゲスが5回1失点のピッチング。まぁとはいえ、ドミちゃんは毎度の如くですが、今日も「かなりイライラさせるピッチング」だったんですけどね(苦笑)。初回も連続四球がありましたが、抜け球を連発して3ボールにしてしまう場面があまりにも多過ぎる(泣)。 まぁ適度に荒れているのが逆にいいのかもしれませんが、見ていてかなりフラストが溜まってくるピッチング。それでも終わってみると何故か1失点だけで抑えちゃうんですよね、不思議です。ヒロインで見せた笑顔があまりにも可愛かったので今回だけは許します(笑)。 これで5連勝、マツダスタジアムでなんと8連勝でございます。どんどん伸ばして参りましょうかね。とはいえ、蛇足ながら、少しというかかなり気になったのが、ガラガラのマツダスタジアム観客席。あれれ?これってオープン戦でしたっけ?と嫌味を言いたくなるような空席だらけの球場です。 ウイークデーの竜戦でもあり、更に今日の広島はかなり肌寒かったということもあるのでしょうが、それにしても空席だらけのガラガラでしたよね。もはや広島の皆さんはサンフレをピースウイングで観戦することしか興味がなくなったのでしょうか?とシニカルな愚痴を言いたくなるような感じ(苦笑)。 まぁ戦前から期待されていないままでのシーズン開幕でしたし、更には鯉の試合は貧打で面白くないというイメージが先行していましたので、鯉党の皆さんもなかなか球場に足を運んで鯉を応援しようぜ!という気にならなかったということなのでしょうね、残念です。是非とも鯉諸君達には、そんなことを言っている輩を見返してやって欲しいですな。頑張って参りましょう! ↓クリックお願いします。 にほんブログ村