床田寛樹の登録抹消を受け、鈴木健矢が8月9日のDeNA戦で今季2度目の先発を務めました。広島移籍後最長の6回を投げ、2安打1失点。4回に筒香嘉智へ決勝ソロを許しましたが、6回2死一、二塁ではエンカーナシオンを空振り三振に抑えました。援護がなく2敗目となったものの、先発として十分に試合をつくりました。
鈴木はストライク先行を軸に、投球テンポを意図的に変え、内角も使って打者のタイミングをずらしました。筒香への一球は甘く入ったシンカーだったと自ら認めています。先発準備が限られる中、イニング間のキャッチボールの強度を落として体力を配分。前日に救援8投手が登板した事情を意識し、ブルペンを休ませる役割まで果たしました。
緊急の代役が6回まで投げたことで、先発の穴を埋めただけでなく救援陣の消耗も抑えました。アンダースローとテンポの変化は他の先発にはない特徴で、相手や日程に応じた起用の幅を広げます。失投を具体的に振り返れている点も、次回の修正に期待を持てる材料です。
今回の好投が先発として継続可能かはまだ分かりません。球数は75球で、100球前後や7回以降まで同じ質を保てるかは未検証です。床田の復帰時期、救援陣の状態、対戦相性によって役割が再び変わる可能性もあります。
次回登板の役割と調整方法、筒香に許したような甘いシンカーを減らせるかが注目点です。打線が鈴木のテンポに乗って早い段階で援護できるかも、勝利につなげるうえで重要です。
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