広島のモンテロが8月16日の阪神戦で、2点を追う5回無死走者なしから左翼席上段へ10号ソロを放ちました。広島打線は相手先発・伊原陵人に4回まで無得点でしたが、モンテロは1ボール2ストライクから143キロの速球を捉えて反撃の口火を切りました。昨季は9本塁打で、今回の一発により来日2年目で自己最多を更新しました。
スポニチは、モンテロが昨季の伊原との対戦で10打数3安打だったことを紹介しています。今季は初対戦でしたが、追い込まれてから直球を完璧に捉えたことは、過去の対戦経験と当日の対応がかみ合った結果と見られます。昨季の41打点、打率.255という数字も、今季の成長を測る比較材料になります。
苦しい序盤で相性を結果に変え、打線に反撃の空気を生んだことは好材料です。1年目の本塁打数をシーズン中に超えたことは、日本人投手の配球や球質への適応が進んでいる可能性を感じさせます。
昨季10打数3安打という対戦成績は標本が少なく、伊原を完全に得意とするには今後の打席も見る必要があります。本塁打数の更新だけで、打撃全体が昨季より上とは断定できません。
相手が変化球中心へ修正した場合の対応、走者を置いた場面で長打を打点へ結びつけられるかが注目です。
打席数を重ねた上での対戦成績と、チームが追う展開での打撃内容を継続して見ることが、「相性」を実力として評価するために欠かせません。
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