広島の森翔平が8月16日の阪神戦に先発し、初回2死一塁で佐藤輝明に先制の28号2ランを浴びました。1ボール1ストライクからの3球目、138キロのツーシームをバックスクリーンへ運ばれたもので、森にとってこの日10球目の失点でした。前日も斉藤優汰が試合開始から5分、9球目に森下翔太へ2ランを許しており、2試合連続で早い時間帯に追う展開となりました。
失点の共通点は、立ち上がりに中軸打者へ走者を置いて長打を許したことです。森は2死まで進みながら、4番への一球を仕留められました。ただし、前日の斉藤優はその後に立て直し、5回2失点で勝利投手となっています。序盤の被弾と登板全体の評価は分ける必要があります。
前日に若手投手と打線が逆転勝利を実現した経験は、同じようなビハインドでも慌てない材料になります。先発が以降の失点を防げば、打線に反撃の時間を残せます。
2日連続という事実だけで、先発陣全体に構造的な立ち上がりの問題があるとは断定できません。対戦打者、配球、コンディションが異なるため、個別の一球として検証する必要があります。
森が被弾後にコースと高さを修正して試合を作れるか、今後の先発陣が初回に中軸へどう攻めるかが注目です。
特に、初回は相手上位打線が最も良い状態で打席に入るため、球種の選択だけでなく、先頭から4番までの組み立て全体を振り返ることが次回登板への修正につながります。
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