9月1日の中日戦で、5番に入った菊池涼介が七回2死満塁から走者一掃の3点適時二塁打を放ちました。大盛穂の三塁打で1点を先制した直後、藤嶋健人の球を左越えへ運び、広島が一気に主導権を握る一打となりました。菊池は2試合連続の複数安打と打点を記録し、チームは5―1で勝って2連勝。3位DeNAとのゲーム差を3.5に縮めました。
先発の床田寛樹が好投を続ける中、菊池は「何とかしたい」場面で結果を出しました。下半身の張りがある秋山翔吾が代打待機となり、打順の役割が変わる中でも36歳のベテランが中心打者として機能しています。大盛の先制打、四球による満塁、菊池の長打という攻撃の連鎖も重要でした。
若手や中堅が出塁し、経験豊富な菊池が走者を返す形は、終盤戦を戦ううえで心強い材料です。守備だけでなく打線の中軸でも勝負強さを示したことで、選手起用の幅も広がります。
2試合の好結果だけで長期的な打撃上昇を断定することはできません。秋山の状態や今後の相手投手によって打順と役割が変わる可能性もあります。3.5ゲーム差も一度の連勝だけで解消できる差ではありません。
菊池が中軸で好機を生かし続けられるか、ベテランのコンディションを管理しながら打線全体が四球と長打を組み合わせられるかが焦点です。上位追走には同様の攻撃を継続する必要があります。
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