広島はマツダスタジアムで阪神に6―1で勝ち、連敗を6で止めました。先発の森下暢仁は8回113球、5安打1失点の力投で、6月13日の楽天戦以来となる今季6勝目。打席でも2回2死一、二塁から左前へ先制適時打を放ち、チームの25イニングぶりの得点を自ら生み出しました。3回まで走者を許さず、4回無死一、二塁では併殺と三振で無失点。5回のピンチも三振で切り抜けました。
最大のポイントは、森下が投打で試合の流れを作ったことです。先制後は菊池涼介の6号ソロ、佐々木泰の4号ソロ、ファビアンの適時三塁打などで着実に加点。長く得点が止まっていた打線が、エースの一打をきっかけに役割をつないだ試合でした。
首位阪神を相手に、先発が長い回を投げ、複数の打者が得点に絡んだ内容は明るい材料です。特に苦しい状況で森下が示した粘りと、若手・中堅・ベテランがそろって結果を出した点は、次戦以降にもつながる形でした。
一方で、この1勝だけで打線の不振や大きな借金が解消したとは言えません。8回には四球も絡んで失点しており、森下の113球という負荷も踏まえ、次回登板までの状態を慎重に見る必要があります。
連敗脱出を一過性で終わらせず、序盤の先制、追加点、先発の援護という流れを続けられるか。森下の次回登板と、復調のきっかけをつかんだ打線の継続性が注目されます。
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