広島の鈴木健矢が9月15日のヤクルト戦に先発し、5回を6安打4失点で投げ切って今季2勝目を挙げました。チームは序盤に6点を奪い、最終的に9―4で勝利。鈴木は12日に救援登板してから中2日という難しい日程で先発を任され、自身初となる1試合2被本塁打を喫しながらも、リードを保って救援陣へつなぎました。
先発を告げられたのは13日の試合後で、通常の先発投手より調整時間が短い中での登板でした。初回以外は毎回安打を許し、内容面では盤石とは言えません。それでも四球などで崩れ切らず、5回まで責任を果たしたことを新井監督は「粘って耐えてくれた」と評価しています。先発と救援の双方に対応する柔軟性が、投手運用を支えた試合でした。
大量援護があっても早い回で試合を壊さず、勝ち継投まで橋を架けた点は大きな意味があります。登板間隔が短い緊急対応で5イニングを確保できたことで、他の救援投手の負担も抑えられました。役割が変わってもストライクゾーンで勝負できる鈴木の存在は、終盤戦の選択肢を広げます。
4失点、6安打、2被本塁打という結果から、好投と断定できる内容ではありません。本人も「負けてもおかしくない投球」と振り返っており、大量援護に助けられた面は明確です。中2日の疲労が球威や制球にどこまで影響したかは記事だけでは判断できません。
甘く入った球を減らせるか、次回はどの役割と登板間隔で起用されるかが焦点です。便利さゆえに負担が偏らないよう、回復状態を見ながら運用できるかも重要になります。
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