広島の佐々木泰が、9月14日のヤクルト戦(神宮)で3安打を放ち、3―0の勝利に貢献しました。初回、坂倉将吾の適時二塁打で先制した直後の2死二塁で、初球を左前へ運んで2点目を追加。四回には左翼線二塁打、八回には投手強襲安打を記録し、7月26日以来の猛打賞となりました。先発・玉村昇悟に早い段階で2点の援護を届けた一打でした。
先制直後に追加点を奪えたことが大きく、試合の主導権を広島側へ引き寄せました。佐々木は初球から迷わず振り切り、その後は異なる方向と形で安打を重ねています。一打席だけの偶然ではなく、試合を通して対応できた点に価値があります。本人が玉村への援護と、応援するファンへ勝利を届ける意識を語ったことからも、個人成績だけでなくチームの状況を背負って打席に入っていたことがうかがえます。
若手打者が勝利に直結する追加点を挙げ、3安打まで伸ばしたのは来季以降を考えても明るい材料です。打線が少ない好機を確実に得点へ結び付けた点も評価できます。
猛打賞は好材料ですが、一試合で打撃が安定したとは言い切れません。相手投手や配球が変わっても初球への積極性と見極めを両立できるか、継続的な確認が必要です。
好調を次戦へ持ち込み、得点圏での勝負強さを積み上げられるか。打順や守備位置を含め、一軍で役割を広げられるかが焦点です。
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