7連敗と借金20を避けたい広島が、阪神戦で一発攻勢を見せました。2回に森下暢仁の適時打で先制すると、3回は先頭の菊池涼介が才木浩人のカーブを捉えて左翼席へ6号ソロ。4回には佐々木泰がスライダーを左中間へ運び、4号ソロでリードを広げました。菊池の本塁打により、広島は今季のマツダスタジアムでの阪神戦で開幕から9試合連続本塁打となり、1960年の主催阪神戦8試合連続を上回る球団記録になりました。
森下の先制打の直後に、ベテランの菊池と若手の佐々木が異なる変化球を仕留めました。長い無得点が続いた打線にとって、複数イニングで得点できたことに意味があります。また、本拠地の阪神戦で長打が出続けているという記録は、苦しいシーズンの中でも対戦カード上の特徴を示しています。
菊池の経験と佐々木の将来性が同時に表れた試合です。特に佐々木が中盤の追加点を本塁打で奪ったことは、長距離打者としての成長を期待させます。先制直後に畳みかけ、首位阪神の先発に圧力をかけられた点も好材料です。
球団記録は価値ある話題ですが、特定球場・特定相手での本塁打数であり、打線全体の安定性を直接示すものではありません。ソロ本塁打は走者がいない場面の得点でもあるため、出塁を増やして大量点につなげる課題は残ります。
菊池と佐々木が継続して長打を出せるかに加え、本塁打の前に走者を置く攻撃ができるかが焦点です。相手が配球を変えた際の対応と、敵地でも同じ勢いを示せるかを見守りたいところです。
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