9月1日の中日戦で、広島の床田寛樹が8回を4安打1失点、105球にまとめ、今季6勝目を挙げました。三回2死二塁では内角球で福永裕基のバットを折って三ゴロ。5点の援護を得た直後の七回は先頭打者を出しながら併殺で切り抜け、八回のソロ本塁打後も追加点を許しませんでした。広島は5―1で勝ち、9月を白星で始めています。
過去の中日戦で変化球を逆方向へ運ばれる傾向を踏まえ、今回は内角を積極的に使った点が修正の成果です。床田にとって8回以上の登板は約4カ月ぶり。連戦が続く9月の週初めに長い回を投げたことで、救援陣の負担軽減にもつながりました。暑さ対策として屋外練習を増やし、離脱中も走り込みを続けた準備も紹介されています。
床田は過去2年、本人もチームも苦しんだ9月に3年ぶりの白星を挙げました。新井監督が「ここ数試合で一番良かった」と評価した内容で、上位追走に欠かせない先発の柱が勝負の月に好発進したのは明るい材料です。
ドーム球場での一度の好投だけで、暑さや屋外球場への対策が完全に成功したとは言えません。本人も次の屋外登板を課題に挙げています。また、3位との3.5ゲーム差は残っており、今回の1勝で状況が決まるわけではありません。
内角を使う配球を次戦以降も再現できるか、屋外でも球威と制球を維持できるかが焦点です。8連戦、9連戦を見据え、床田が継続して長いイニングを担えるか注目されます。
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