広島のエレフリス・モンテロが8月16日の阪神戦で、0―2の5回先頭に追撃の10号ソロを放ちました。阪神先発・伊原陵人の前に打線が4回まで1安打に抑えられる中、1ボール2ストライクから143キロの速球を左翼席上段へ運びました。8月6日の巨人戦以来の一発で、来日2年目で初の2けた本塁打に到達しています。
追い込まれた後に速球へ反応し、本人が説明するようにコンパクトなスイングで強い打球を作った点が重要です。早い回の少ない好機を逃した後、先頭打者として流れを変える長打につなげました。昨季10本を超える数字は、日本球界への適応が成績に表れた一つの指標です。
打線全体が苦しむ展開でも、一振りで試合を動かせる打者がいるのは明るい材料です。来日初年を上回る長打力は、残り試合と今後の打線編成の両方で期待を持たせます。
本塁打は追撃の1点であり、これだけで試合全体や打撃の安定性を評価することはできません。2けた到達は節目ですが、打率、出塁、得点圏での内容を含めた総合的な検証が必要です。
対戦相手が攻め方を修正する中でも速球を仕留められるか、長打と出塁を両立できるかに注目です。
さらに、追い込まれながらフルスイングとコンパクトなインパクトを両立した打席内容が、今後も同じカウントで再現されるかも成長を測る要素です。
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