8月16日の阪神戦で広島は1-8で敗れました。9回表、遊撃の小園海斗は無死一塁の中野拓夢のゴロで二塁へのトスが遅れ、併殺を完成できませんでした。さらに一死一、二塁では、菊池涼介から受けたボールを一塁へ悪送球し、失点につながりました。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は、点差に関係なく最後まで集中すべきだと厳しく指摘し、9回裏に全力疾走した菊池の姿勢を対照例に挙げました。
守備の技術的な失敗だけでなく、観客の前で一つのプレーに全力を注ぐプロとしての姿勢が論点です。小園は打撃が上向いているだけに、守備の緩みでチームへ悪影響を与えるのは惜しいところです。一方、先発・森翔平については、7回の連打で崩れたものの、佐藤輝明に先制弾を浴びた後の2打席で三振を奪った攻めが評価されました。
菊池の全力疾走が相手の野選を誘ったように、試合の流れにかかわらず一つのプレーが次の可能性を生みます。小園にとっても、身近なベテランの姿から学び直せる環境があります。森も強打者への修正を試合中に示しており、守備と投球の双方に次戦へつながる材料は残りました。
評論中の「気の緩み」や「手抜きのような」という評価は観察に基づく見方であり、小園本人の意図が確認された事実ではありません。また、森の終盤失速がスタミナだけによるものか、配球や相手打線の対応も影響したのかは記事だけでは断定できません。批判を人格評価へ広げず、具体的なプレーで考える必要があります。
小園が捕球から送球までの基本と終盤の集中を修正できるか、菊池ら主力がチームの基準をどう示すかが焦点です。森は追い込んでからの決め球と中盤以降の連打防止を改善し、好投区間を勝利へ結びつけたいところです。
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