広島の辰見鴻之介が9月15日のヤクルト戦、9回に代走で出場して二盗を成功させ、代走起用時のシーズン盗塁を26に伸ばしました。1979年に近鉄・藤瀬史朗が記録した25を47年ぶりに上回るプロ野球新記録です。四球で出た佐藤啓介に代わって一塁へ入り、ヤクルト側が何度もけん制する中、中村奨成への初球でスタート。続く適時二塁打で生還し、6―4だった試合を決定づける9回の3得点につなげました。
記録の価値は速さだけでなく、出番が限られる代走として準備を続け、相手に完全に警戒された状況で成功した点にあります。菊池涼介の打席中に動けなかった後も投手の癖とタイミングを見極め、赤松真人コーチと磨いたヘッドスライディングを生かしました。今季の盗塁は通算27ですが、守備に就いた後の1個を除く26が「代走での盗塁」とされています。
辰見の足が単なる個人記録ではなく、追加点と勝利に直結したのが何よりの収穫です。接戦終盤に相手へ強い圧力をかけられる存在は、打線の状態に左右されにくい明確な武器になります。敵地の大型ビジョンと観客から祝福されたことも、記録の普遍的な価値を示しました。
盗塁は走者だけで完結せず、打者の協力、投手のモーション、試合展開に左右されます。成功率や故障リスクとの両立も必要で、数字だけを追う起用が常に最善とは限りません。
本人は残り17試合で30個を一つの目安にしつつ、数字にとらわれず積み重ねる考えです。赤松コーチが挙げたスタートの改善、重要局面での成功率、盗塁後に得点まで結び付く回数に注目です。
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | |||
| 広 | 神 | 中 | デ | ヤ | 巨 | ALL |
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