
0―6から8―6へ。きょうのカープは、序盤の重い流れを五回の集中打で一気にひっくり返し、3位DeNAとの直接対決を制しました。勝敗だけでなく、育成出身の佐藤啓介がプロ初本塁打を放ち、再び回ってきた打席でも打点を挙げたことが大きな収穫です。一方で、守備のミスや先発・床田寛樹の乱調は、次戦へ持ち越したくない課題として残りました。
最大の話題は、五回に打者13人、7安打を集めた一挙8得点です。6点を追う場面で、床田の代打として起用された佐藤が右翼ポール際へプロ1号。ここから打線がつながり、得点はこの回だけながら試合を8―6で逆転しました。佐藤は同じ回の2打席目でも走者を返し、反撃の号砲だけで終わらない働きでした。
この勝利で3位DeNAとの差は2.5ゲームに縮まりました。最下位という立場に変わりはありませんが、残り試合で上位を追ううえでは、直接対決で得た一勝の価値は小さくありません。
投手陣ではフレディ・ターノックが一軍登録され、約2か月ぶりに合流しました。二軍で最速159キロを計測した右腕が状態を戻せていれば、終盤の救援陣に厚みを加える存在になりそうです。
何より、育成ドラフトからはい上がった佐藤が通算97打席目で節目の一発を記録したことです。大量ビハインドでも思い切って振り切り、長い攻撃の中でもう一度結果を出した対応力は、代打だけでなく今後の起用の幅を広げます。
また、6点差でも打線が打席をつなぎ続けた点は好材料です。一人の長打に頼らず、集中打で相手投手を攻略できたことは、シーズン終盤の接戦でも生きるはずです。救援陣が逆転後のリードを守り切ったことも見逃せません。
床田は五回6失点で、今季ワーストの失点となりました。四回には無死満塁から走者一掃の二塁打を許し、先発として試合を整えられませんでした。打線に救われて44日ぶりの5勝目が付いたものの、内容を切り分けて修正する必要があります。
先制点につながった左翼の適時失策も反省材料です。上位を追う直接対決では、余分な走者や失点を減らすことが重要になります。毎試合、大逆転を期待するわけにはいきません。
まずは佐藤が限られた打席で強い打球を続け、守備を含めて出場機会を広げられるか。ターノックは復帰後初登板で直球の強さと制球をどこまで示せるかが焦点です。そしてチームとしては、きょうの勢いを持続しつつ、先発と守備で試合序盤を安定させたいところ。劇的な一勝を単発で終わらせず、DeNAとの距離をさらに縮められるかが問われます。
※試合結果、選手コメント、公示情報は8月25日公開のスポーツ各紙およびCarpred掲載記事をもとに整理しました。
次の試合も、気になる選手も。毎日のカープ情報をここから。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | |||
| 広 | 神 | 中 | デ | ヤ | 巨 | ALL |
| ソ | オ | 西 | ロ | 楽 | 日 |