
3連勝の勢いを4連勝へつなげたい一戦でしたが、カープはDeNAに1-6で敗れ、3位との直接対決を取り切れませんでした。先発・栗林良吏が粘り切れず、打線も新人左腕を崩せなかった一方、勝田成の攻守や復帰したターノックなど、終盤戦へ向けた材料も見えた一日です。
マツダスタジアムでのDeNA戦は1-6。栗林は初回2死一、二塁から宮崎に先制の2点打を許し、6回には筒香に本塁打を浴びました。7回途中まで投げて6失点で5敗目。チームの連勝は3で止まり、3位DeNAとのゲーム差は再び2.5に広がりました。
新井監督は、最近の栗林に初回失点が目立つ点について「大事に行き過ぎている」と見て、もう少し楽な気持ちで入ってほしいとの考えを示しました。2回以降は修正して試合をつくった時間もあっただけに、立ち上がりをどう整えるかが次回登板の焦点です。
打線はDeNAの新人左腕・片山皓心に苦戦し、得点は2回の勝田の中前適時打による1点だけ。好機をつくりながら追加点を奪えず、相手に主導権を渡しました。
ドラフト3位ルーキーの勝田は、変化球に食らいついた適時打に加えて守備でも存在感を示しました。小園海斗の再調整で巡ってきた機会の中、結果を一つずつ積み上げているのは明るい材料です。
また、前夜に約2カ月ぶりの一軍登板を果たしたターノックは、最速158キロを計測し、DeNAの中軸をわずか8球で三者凡退。来日初ホールドも記録しました。故障明けだけに慎重な起用は必要ですが、終盤の選択肢が増える意味は大きいでしょう。二軍では小園の今季2号も伝えられており、状態を上げていることがうかがえます。ただし、一軍昇格は現時点で公式発表されていません。
栗林は2ストライク後の投球を課題に挙げました。内容を修正できた回があった一方、要所で長打を許した点は見直しが必要です。打線も1得点にとどまり、満塁機を生かせませんでした。
前日に下半身の張りで途中交代した秋山翔吾は、この日は先発を外れて代打待機。登録抹消などの発表はなく、まずは状態の見極めが優先されます。推測で復帰時期を決めつけず、球団と首脳陣の判断を待ちたいところです。
28日はマツダスタジアムでヤクルト戦(18時開始予定)。直接対決の負けを引きずらず、まずカード初戦を取りたいところです。栗林の立ち上がり改善、好機での一本、勝田ら若手の継続的なアピール、そして秋山とターノックのコンディション管理に注目です。
連勝は止まりましたが、順位争いはまだ続きます。課題を整理し、次の一戦でまた流れをつくり直していきましょう。
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