
9月のスタートは、投打が終盤でしっかりかみ合う白星になりました。カープはバンテリンドームで中日に5―1で勝ち、2連勝。先発の床田寛樹が8回4安打1失点と試合をつくり、打線は7回2死から一挙5点を奪いました。3位DeNAとのゲーム差は3.5に縮まり、長い連戦を前に勢いと投手運用の両面で意味のある一日です。
床田は4回まで無安打、5回1死まで被安打ゼロの安定した投球。8回にソロ本塁打を許したものの、6勝目を挙げました。新井監督も「ここ数試合で一番良かった」と評価。週の初戦で8回まで投げ切り、今後の8連戦、9連戦を見据えて救援陣を休ませた価値も大きいでしょう。
打線は0―0の7回、2死から名原典彦が四球を選び、大盛穂の右翼線への適時三塁打で先制。さらにファビアン、坂倉将吾の四球で満塁とし、菊池涼介が走者一掃の3点二塁打、佐々木泰も適時打で続きました。4四球を絡め、若手とベテランが役割を果たした攻撃でした。
二軍ではロッテに7―2で快勝。15安打を放ち、中村奨成が7号本塁打を含む猛打賞、岸本大希も3安打2打点、小園海斗はマルチ安打を記録しました。右ふくらはぎの肉離れで離脱していた島内颯太郎が約1カ月半ぶりに実戦復帰し、1回を三者凡退に抑えたことも朗報です。
また、大瀬良大地は10年ぶりに一軍の救援陣へ。ファームの短いイニングでは直球が150キロを超えており、経験豊富な右腕がブルペンの選択肢を広げられるか注目されます。
ドラフト1位ルーキーの平川蓮は、8月30日の二軍戦前のアップ中に左足首を負傷し、左足関節外果骨折と診断されました。本人は全治について「早くても2カ月半」と説明し、今季中の実戦復帰は厳しい見通しです。直近の二軍では状態を上げていただけに残念ですが、焦らず来季につながるリハビリを進めてほしいところです。
一軍は、2死から四球を選び切った今日の攻撃を継続できるかが鍵です。床田に続く先発陣が長い回を投げ、大瀬良を含む救援陣を適切に回せるかも重要。二軍では島内の登板後の状態、中村奨成ら好調組の継続性を慎重に見守りたいです。
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