
広島はマツダスタジアムで巨人に1―3で敗れました。打線は相手投手陣の前に得点機を生かし切れず、守備の判断ミスも失点に直結。一方で、2カ月ぶりに一軍へ戻った中村奨成の三塁打、大瀬良大地の力強い救援など、残り25試合へつなげたい材料も見えた一日でした。
先発の森下暢仁は初回、雨による22分間の中断を挟みながら先制点を許しました。3回には石塚裕惺の適時二塁打の後、中継に入ったモンテロの悪送球で打者走者まで生還。森下は6回4安打3失点(自責2)と試合を大きく崩しませんでしたが、今季10敗目となりました。
打線は巨人先発・竹丸和幸に10三振。初回、昇格即「1番・左翼」で起用された中村奨が左中間へ三塁打を放ったものの、後続3人が連続三振で無得点でした。7回に勝田成の適時三塁打で1点を返しましたが、反撃はそこまで。DeNAとの差は4.5ゲームに広がりました。
公示では中村奨が登録され、久保修が抹消。二軍の広島―日本ハム戦は天候不良で中止となりました。
中村奨は二軍の直近5試合で打率4割超と状態を上げ、その勢いを復帰初打席の長打につなげました。継続できれば上位打線と外野争いの活性化につながります。大瀬良は3点を追う7回に登板し、3者連続三振。10年ぶりの本格的な救援起用で2試合連続無失点と、手薄なブルペンに心強い内容を示しました。
また、前日の中日戦で辰見鴻之介が代走起用時のシーズン25盗塁に到達し、1979年の藤瀬史朗に並ぶプロ野球記録を達成したことも、今日改めて大きく報じられました。走力という明確な武器が得点に結びついている点は、終盤戦の強みです。
最大の課題は、好機での打席内容と中継プレーの整理です。初回の無死三塁を生かせず、試合全体で10三振。3回の守備について新井監督は厳しく指摘しており、投手を助けるためにも誰がどこへ返すかを再確認する必要があります。ただし、敗戦を一人の責任にせず、攻守の連係をチーム全体で修正したいところです。
残り25試合、まずは得点圏で最低限の打球を生み出せるか。中村奨が復帰戦の長打を継続できるか、勝田ら若手が出場機会を結果につなげられるかも注目です。大瀬良の救援起用を含む投手運用と守備連係を整え、目の前の一戦を取り切る流れをつくりたいところです。
参考:デイリースポーツ、日刊スポーツ、スポーツ報知、スポニチアネックス、かーぷぶーん、安芸の者がゆく
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