
9月7日のカープは、前日の巨人戦で喫した0-4の完封負けと、本拠地での同一カード3連敗を受け止める一日となりました。3位DeNAとのゲーム差は6.5に広がり、逆転でのCS進出はさらに厳しい状況です。一方、苦しい展開で3連投を引き受け、無失点で火消しした大瀬良大地の姿は、最後まで戦うチームの意志を示しました。
先発の森翔平は6回1/3を投げ、7安打4失点で今季4敗目。三回、四球で走者をためて泉口に先制3ランを浴び、六回にも四球をきっかけに追加点を許しました。本人は「全体的に最悪の投球」と厳しく振り返り、長いイニングを投げて連敗を止めたかったと悔しさを口にしています。
打線は巨人・小笠原を攻略できず、散発4安打で今季15度目の完封負け。六回2死一、二塁の好機も得点につなげられませんでした。本拠地での巨人戦3連敗は2年ぶりです。
また、岡本駿が6日に出場選手登録を抹消されました。新井監督は理由について「右肩にちょっと張りがある」と説明しています。現時点で公表されているのはここまでで、今後の状態と復帰時期を慎重に見守る必要があります。
最大の光は大瀬良の救援でした。4点を追う七回1死一、二塁で登板し、前日に本塁打を許した増田陸を三ゴロ、大城を二ゴロに仕留め、わずか7球で無失点。3日連続登板は2015年以来11年ぶりでしたが、「体は元気」と準備し、先発の森を思って1点も与えない投球を見せました。35歳の投手陣最年長が示した責任感は、若い投手にも響くはずです。
四球から失点した先発投手の制球と、4安打に終わった打線の反発力が課題です。CS争いでは一敗の重みが増しており、気持ちだけでなく、走者を出した後の投球と好機での一打を具体的に改善しなければなりません。加えて、大瀬良への負担が偏らない継投と、岡本の右肩の状態にも注意が必要です。
大瀬良は「諦めている人はいない。チーム一丸となってやっていきたい」と前を向きました。まずは連敗を止め、投手陣の粘りを得点につなげること。打線の組み立て、救援陣の役割分担、岡本の続報を注視しながら、目の前の一戦でカープらしい粘りを取り戻せるかが焦点です。
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