広島は巨人に3―2で競り勝ち、連敗を2で止めました。8月の敵地では7試合目にして初勝利です。新井監督は左腕・小笠原慎之介に対し左打者6人を先発に並べ、4回に佐々木の併殺崩れで先制。6回に秋山の適時打、8回に秋山の犠飛で決勝点を奪いました。
敵地では45イニングぶり、全体でも22イニングぶりの得点となり、打線が長い停滞を抜けるきっかけを作りました。新井監督は左右の一般論だけでなく、対戦データから左打者の方が有効と判断したと説明。四球と安打をつなぎ、秋山へ好機を回した攻撃を評価しています。森翔平も制球に苦しみながら5回1失点で試合を作りました。
二度追いつかれながらも、終盤にもう一度勝ち越せた粘りは好材料です。長く得点できなかった敵地で勝ち切り、起用した秋山が中心となって得点したことで、采配と選手の役割がかみ合いました。ファビアンの好守など、投打以外のプレーも接戦を支えています。
3得点はいずれも余裕のある形ではなく、攻撃が全面的に改善したとは言えません。先発は5四球を与え、リード直後に本塁打で追いつかれる展開も続きました。左打者6人の起用が普遍的な正解ではなく、この試合の相手と状態に合わせた判断だった点にも注意が必要です。
火曜日からは本拠地で6連戦です。新井監督が話した通り、勝利の中の反省点を整理し、送りバントや走塁、リード後の守りを修正できるかが焦点です。秋山へ好機を回す打線のつながりと、森を含む先発陣の制球改善にも注目です。
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