広島は8月4日の巨人戦で、先発・栗林が5回3失点で降板した後、菊地、黒原、益田、森浦、高、辻、遠藤の救援7投手が6回から延長12回まで無失点でつないだ。その粘りが0―3からの反撃を支え、最後はファビアンのサヨナラ本塁打で4―3と勝利した。特に8回、1点差で登板した益田は巨人の2番から始まる上位打線を三者凡退。延長11回の辻は2死一、二塁の危機で代打・坂本を内角直球で空振り三振に仕留めた。
得点場面だけでなく、反撃まで点差を広げさせなかった継投が勝敗を分けた。辻は前回登板の反省を踏まえ、今回は内角で押す選択を実行。益田も厳しい1点ビハインドで役割を果たした。新井監督が強調した通り、各投手がゼロを重ねたことで打線に同点、逆転の時間を渡した。
特定の勝ちパターンだけに頼らず、7人全員が接戦を支えたことは大きい。若手や異なる役割の投手が緊迫した場面を経験し、結果を残したことは、今後の継投の選択肢を広げる可能性がある。
一試合で7人を投入したため、翌日以降の疲労や起用制限は無視できない。また、この成功だけでブルペン全体が安定したと評価するのは早い。先発が長い回を投げられない試合が続けば負担は積み上がる。
連投を避けながら誰を終盤に配置するか、先発陣が救援陣の負担を減らせるかが焦点。益田と辻が今回の好投を次の登板にもつなげられるかも見たい。
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