新井貴浩監督を支える“赤い参謀”が語る2023年カープ。「どうやってこの世界でお金を稼いでいくのか? どうやって生き残っていくのか? そう思って球場に来てほしい」 新井監督とは同学年、現役時代は同じユニホームでプレーした戦友だ。 ここでは昨年シーズン終盤に聞いた藤井ヘッドコーチの声を改めて振り返る。 ─僅差での勝利が数多くあるのも、2023年シーズンの特徴となっています。 「やはりリリーフ投手陣が頑張ってくれている部分が大きいでしょうね。シーズン当初はストッパーの栗林(良吏)が打ち込まれる試合がありましたが、矢崎(拓也)がカバーしてくれました。 島内(颯太郎)、ターリーなど中継ぎ陣も力を発揮しています。特に7、8、9回の『このまま逃げ切るぞ』という、ここ一番の場面でみんなが結果を残しています。いろんな状況がありましたが、攻める姿勢を貫いた結果、良い成績につながっていると思います」 ─攻撃面ですが、2023年シーズンはチーム盗塁数も多く、機動力を使った攻撃で得点している印象があります。 「『盗塁の数が増えたから得点が増えたか』というと違うと思うのですが、『この打者に対して集中させない』だとか、走者が相手投手にプレッシャーをかけるプラスの要素があります。失敗することもありますが、選手の意識は変わっていったと思います。 スタートを切るのはすごく勇気かいることですが、これまでは“行かないでおこう”と思う選手が多かったのだと思います。打つだけではなく、走塁面も意欲的な気持ちを持ってくれてきていると感じています」 (全文はリンク先) https://www.hiroshima-athlete.com/articles/-/4617 ・この記事読んで昨年度のカープの躍進を妙に納得したのは私だけ?藤井コーチの選手たちを思う気持ちやチームの闘い方が新井さんの考えをしっかり理解しているんだと思いました。 今年は他チームのマークが厳しくなってくると思いますけど、それを上回る対策をして〇〇をつかみ取りたいものです。