走攻守3拍子揃う外野手だった元広島の天谷宗一郎氏(野球評論家)はプロ3年目の2004年に初めて1軍に昇格した。出場5試合目に初スタメン&初安打、7試合目に初盗塁、8試合目に初打点をマークしたが、トータルでは10試合、11打数2安打の打率.182、1打点、1盗塁だった。もちろん、これもすべていい経験。恩師の内田順三1軍チーフ打撃コーチに「100万年早い!」と言われる一件もあったという。